【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

綺羅 メキ

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女装ー92

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「じゃあ、司もいいって事でいいのかな? 後は龍君なんだけど……」

 そう何でだか申し訳無さそうに言う純一。

 そうだきっと、この四人での話について一番聞いてないのは龍なのだからなのかもしれない。 龍の方はただただ未来に付いて来ただけなのかもしれないのだから。

「俺の方は別に大丈夫ですよ……。 ただ四人でヤるっていうのは初めてで、ドキドキしてる位ですからね。 このドキドキっていうのは、色々な意味でっていう事です。 不安もあれば興奮しているっていうのもありますしね」
「じゃあ、大丈夫なのかな? 未来君が私に触れるのも大丈夫って事でいいのかな?」

 急に純一は吉岡君から未来君呼びに変えるのだ。

「先生が僕の事、名前で呼ぶんだったら、プライベートでは、速水先生じゃなくて、僕も純ちゃん呼びしていーい?」
「ま、私的にはそこはいいんだけどね。 司はどうなんだろ?」

 その未来の問いに純一は司にそれを問うのだ。

「え? えー? 俺がそれ答えんの?」

 そう動揺しながら自分の事を指差す司。

「そうだけどー。 だって、そこは司が私の事を特別に呼んでいるのだから、そこは司に承諾を得ないとだったしね」
「あ、あー……」

 そこで司は少し考えると、

「吉岡君ならいいかな? いつも一緒にいて部屋で話してるし……」
「じゃあ、未来君は、それでいいんだよねぇ。 じゃあ……」

 そう純一は何かを言おうとしたのだが、それに関して未来は分かったのか、

「じゃあ、司君は僕の事、吉岡君じゃなくて、未来君か未来って呼んで欲しいんだけどー!」
「そうそう! そういう事ー! 今さっき私が言いたかったのはそういう事なんだけどな」
「それに、苗字呼びだと他人っぽいじゃん。 いや、確かに僕と司君では他人だけど、親友までにしたいしねぇ。 それだったら、名前呼びがいいー!」
「って事みたいだけど……司は未来君の事、プライベートではどう呼びたい?」

 その振りに司は顎に手を当てて考えると、

「じゃあ、未来でいいかな?」
「みんなが言ってるように、みっちゃんでもいいんだけどー?」
「んー、俺の場合には、やっぱ、未来でいいのかも……」
「なら、未来でいいかなぁ?」

 そんなこんなで行きの車の中では、賑やかなようだ。

 そして未来がプロデュースするホテルへと来ると、四人は車を降りホテルの部屋へと向かう。

 未来がプロデュースしているだけあってか、こう一番いい部屋で広い部屋というのは、こう乙女チックに部屋が施されていた。

 ピンクの壁にヒラヒラのレースが付いたベッド。 まるで中世のお姫様が寝るようなキングサイズのベッドと豪華そうなソファに壁掛けのでっかいテレビが置いてある。
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