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女装ー84
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「速水先生なら、乗ってくれると思ったよー。 で、今日の衣装をその時に使うのってどう?」
その未来の意見に顎に手を当て急に考え始める純一に、未来の方が首を傾げるのだ。
だってそうだろう。 ネコの子達がこんなに可愛い衣装を着ているのに、その話には乗らないのだから。
そして再び純一の方は屈み未来の身長へと合わせると、再び未来の耳側で、
「衣装を使うのはいいのだけど……もう、今日の私というのは、あんな可愛い司事を見たらさ……」
「……って事は、もう速水先生は司君の事を抱くつもりっていう事ですか?」
「まぁ、そういう事になるかなぁ? 吉岡君だって、この衣装を着て、早く龍君とシたいだろ? それに、吉岡君の場合、龍君が文化祭の練習で暫く出来なかったんだから余計になんじゃないの?」
「じゃあ、今日どうですか?」
「ま、今日でもいけどねぇ。 明日は休みだしさ」
「では、今日って事で! 衣装はその時まで汚さないようにっていう事でいいですかね?」
「それで、いいと思うよ。 じゃ、寮長の涼君に私から言っておくからね」
「では、宜しくお願いしますね」
そう未来は言うと、どうやら二人で今日の予定を決めたらしい。 その事を未来は龍に報告する為なのか、持っていたスマホで龍にメールをするのだった。
勿論、龍の方はオッケーだったらしく、未来の方はいつも以上に機嫌が良さそうに自分のクラスの女装喫茶の接客始めるのだ。
そして純一の方も、気がつくと教室からいなくなっていた。
司はそこに首を傾げながらも、司の方も女装喫茶の接客を始める。
本当にただ男性が女装しているだけの喫茶店なのに、こうも盛り上がるとは思って無かった事なのかもしれない。
常に店内は満席で、待ちが出来る程の人数だ。
今日は外が暑いからなのか校舎内に入る人達も多いのだが、その中でも一休み出来る所が少なかったのだから、わりと入って来ていたのかもしれない。
そんなこんなで大盛況な女装喫茶の仕事を午前中に終え、司と未来は一緒に行動するのだ。
そう未来の場合には、今日一日中、龍と一緒に行動する事が出来ないからであろう。 だからなのか、司を誘って行動しているのかもしれない。
さっき純一が司に一緒に行動したいような事を言っていたのだが、気付いた時には純一の方はいなく、未来も司も当番では無くなってしまったのだから一緒に行動を始めたという事だ。
勿論、既に二人は服を脱いで私服姿で行動をしている。
流石の司も純一の事が気になり出したのか、
「え……あれ? 速水先生はどうしたんだろ?」
そうぼそりと独り言を漏らすのだ。
その未来の意見に顎に手を当て急に考え始める純一に、未来の方が首を傾げるのだ。
だってそうだろう。 ネコの子達がこんなに可愛い衣装を着ているのに、その話には乗らないのだから。
そして再び純一の方は屈み未来の身長へと合わせると、再び未来の耳側で、
「衣装を使うのはいいのだけど……もう、今日の私というのは、あんな可愛い司事を見たらさ……」
「……って事は、もう速水先生は司君の事を抱くつもりっていう事ですか?」
「まぁ、そういう事になるかなぁ? 吉岡君だって、この衣装を着て、早く龍君とシたいだろ? それに、吉岡君の場合、龍君が文化祭の練習で暫く出来なかったんだから余計になんじゃないの?」
「じゃあ、今日どうですか?」
「ま、今日でもいけどねぇ。 明日は休みだしさ」
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「それで、いいと思うよ。 じゃ、寮長の涼君に私から言っておくからね」
「では、宜しくお願いしますね」
そう未来は言うと、どうやら二人で今日の予定を決めたらしい。 その事を未来は龍に報告する為なのか、持っていたスマホで龍にメールをするのだった。
勿論、龍の方はオッケーだったらしく、未来の方はいつも以上に機嫌が良さそうに自分のクラスの女装喫茶の接客始めるのだ。
そして純一の方も、気がつくと教室からいなくなっていた。
司はそこに首を傾げながらも、司の方も女装喫茶の接客を始める。
本当にただ男性が女装しているだけの喫茶店なのに、こうも盛り上がるとは思って無かった事なのかもしれない。
常に店内は満席で、待ちが出来る程の人数だ。
今日は外が暑いからなのか校舎内に入る人達も多いのだが、その中でも一休み出来る所が少なかったのだから、わりと入って来ていたのかもしれない。
そんなこんなで大盛況な女装喫茶の仕事を午前中に終え、司と未来は一緒に行動するのだ。
そう未来の場合には、今日一日中、龍と一緒に行動する事が出来ないからであろう。 だからなのか、司を誘って行動しているのかもしれない。
さっき純一が司に一緒に行動したいような事を言っていたのだが、気付いた時には純一の方はいなく、未来も司も当番では無くなってしまったのだから一緒に行動を始めたという事だ。
勿論、既に二人は服を脱いで私服姿で行動をしている。
流石の司も純一の事が気になり出したのか、
「え……あれ? 速水先生はどうしたんだろ?」
そうぼそりと独り言を漏らすのだ。
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