【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

女装ー61

　そんな司の反応に純一の方はクスリとすると、

「司がそんな反応をするって事は、もう既に吉岡君から何かこういう事に関して教えてもらった事があるって事だよね？」

　流石は教師っていう所であろうか。　よく生徒というのか人間の表情を見ているっていう所なのか、その司の表情だけで司が考えている事が分かったのだから。　いや、司自身が分かりやすい性格をしているのかもしれない。　そうやって直ぐに顔に出てしまうのだから。

　その純一の言葉に更に顔を変える司。　そう今度は純一の言葉に目を丸くしている。

「どうして、そんな事分かるの！？　って顔を今度はしているよね？　司って、心に思っている事を全部顔に出してくれるから分かりやすい性格っていうのかな？　ま、そこはいいとしてさ……とりあえず、こっちに集中してくれないかな？　そういう表情が出来るって事は、気持ち良さが足りないって事なのかな？　だって、まだ余裕があるっていう証拠だろ？」

　純一はそこまで言うと、再び腰を動かし始めるのだ。

　今度は司までも気持ち良くなれるようにと、腰を激しく動かし始める。

　それから直ぐにという所であろうか、

「ぁあ！　やぁあん！　んん！」

　トイレ内には司の甘い声が響き渡るのだ。

「そこっ！　やぁああん！」

　純一が腰を動かす度に揺らされてしまっている司の体。　それだけ純一の方は腰を揺らしているという事になるのであろう。

「ぁあああ！　もう！」

　こういう行為というのは声を出しているのだから、喉が乾いてくるもんだ。　そろそろ喉に潤いがなくなって来たのか、司の声は掠れ、何度も何度も口内にはもう無いであろう唾を飲み込んででも喉を潤そうとしている音までも聞こえて来る。

「もう、司の方は限界なのかい？」

　そうは聞いてみるものの、純一の方だって十分にもう限界なのかもしれない。

　司の中では、もう限界とばかりにパンパンに自分のモノは張り詰めてしまっているのだから。　だからなのか余計に締め付けられている錯覚に陥っているのであろう。

　純一の方は一旦腰の動きを止めると一気に息を吐き出す。　きっとそれは自分の事を落ち着かせる為になのかもしれない。

　そして再び腰の動きを再開する純一。

　息を吐いた事で一瞬はイきたいのを落ち着かせた純一だったのだが、再び腰を動かす事で、もう我慢出来なさそうな表情を浮かべるのだった。

　まだ数回しかこなしてない司の体は、本当に気持ちがいいのか、いつもだったら我慢出来る純一でもどうやらもう我慢出来ないようだ。

　だがそれと同じくして司だって、滅多な事では突かれない所を突かれているのだから我慢の限界に達しているのであろう。　もう本当に気を許した瞬間にもイきそうなのだから。　だが司の方にはまだチューブが挿入されていてイきたいと思っても自由にイける状態では無い。