【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

女装ー60

　そこに純一は苦戦しながらも、もう少し奥にまで進ませると、前に覚えておいた司の中で気持ちいいポイントを見つけたようで、そこをモノの先端部分で突くと、

「ふぅ……ぅうんん！」

　と背中を逸らしてまで気持ち良さそうな声を上げたのだから、見事に司が気持ちいいポイントというのはソコだったのであろう。

　後はイくまでその周辺を突くだけなのだから楽なもんだ。

　司の方は楽になったのかもしれないのだが、純一の方はさっきより司の後ろの蕾によって自分のモノを締められてしまっているのかもしれない。

　司の中にある気持ちいいポイントを突く度に純一のモノは締め付けられてしまう。　モノに出し入れる度にそれを喰らうと純一的にはもう後がない状態になってしまっているようだ。

　純一だって、普通の人間だ。　好きな人が目の前にいるのだから、我慢なんて出来る訳がない。　これがAV男優さんなら別なのであろうが。　寧ろ、それが仕事なのだから我慢出来るだろうし、特に好きな人とヤってる訳でもないし、ある意味仕事なのだから我慢しなくちゃいけない部分でもあるだろうが、普通一般人からしてみたら、ここまで来たら全くもって我慢出来るもんではない。

　だけどやはりそこは男性としてのプライドがある人間なら、こういう行為というのは、先にイってはいけない部分でもあると思っているのであろう。

　純一が腰を動かす度に司は純一のモノを締め付けて来る。　司からしてみたら無意識の行動なのかもしれないのだが。　これがもし未来なら、もう意識して龍のモノを締め付けているのかもしれない。　だが、司の方はまだ回数をこなしてないのだから本当にその締め付けは無意識なのであろう。

「司……もう少し、ソコ緩めてくれないかな？　腰動かす事出来ないのだけど……？」
「へ？　でも、どうやって？」

　司の場合、そういう事は本当に素で聞いているのであろう。　寧ろ、純粋に聞いて来ているからこそ、純一の顔を真っ直ぐに見ているのだから。

　その司の真っ直ぐ過ぎる疑問に、純一の方が首を傾げる番なのかもしれない。　だって、純一の方は今まで当然司側の人間にはなった事がないのだから。　そこの所が分かるはずもないと言ってもいいだろう。　こういう分野はきっと未来の方が知っている所なのかもしれない。

「ま、今日は……そこの所はいいけど……今度からは、こういう事に関しても勉強して来てくれると嬉しいかな？　寧ろ、同室の吉岡君に聞いてみたらどうかな？　きっと吉岡君なら楽しそうに教えてくれると思うけど」
「あ、あー……」

　司は今の純一の言葉に関して、未来と何かあったという事だろう。　司は完全に純一からは視線を逸らして答えたのだから。