【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

女装ー52

　純一のそんな言葉に司は本当に素直なのであろう。　息を吸って、吐き出すと同時に体から力を抜いて行くのだ。

　司からしてみたら、どれだけ純一の事を信頼しているのであろうか。　その司の行動というのは純一の事を信頼しているからこそ、純一の言葉にしっかりと従っているのだから。

　そんな素直な司の行動に、クスリとすると、完全に司が体の力を抜いたと同時に一気に中の方へと玩具を進ませる純一。

「この辺？」

　流石に指ではないのだから、司の中のある気持ちいいポイントが分からない純一は司に聞いてみるようだ。

「ん……まだっ！　違うっ！」

　指とは違う冷たくて固い物に異物感を感じているのか、それとも未だに痛いのか、苦しそうな声を上げる司。

「もっと、先なのかな？」

　そう独り言を漏らしながら奥へと、その玩具を進ませる純一。

　さっきまで玩具のお尻部分が見えていたのだが、もう既にちょっとしか見えなくなっている所からすると、もうかなり中にこの玩具は入っているという事だろう。

「やぁあああ！　ちょ、マジ……ダメぇ！」

　さっきまで辛そうな声を上げていた司だったのだが、急に気持ち良さそうな声を上げ、そこに純一は微笑むと、

「フフ……君の気持ちいい所はココって事だねぇ。　司……もう、痛くはなくなるから大丈夫だよ」

　その言葉と同時に玩具のスイッチを入れるのだ。

「やぁあああん！　ビビビってっ！　中、中がおかしくなるっ！　待って！　待って！　ちょっ！」

　そう今まで純一の方へと双丘を向けていた司なのだが、玩具のスイッチが入ったと同時に全身が痺れるような感覚に足に力が入らなくなってしまったようで、ガクンと床へと体が落ちそうになる所を純一が両手で支える。

　その司の声と行動に純一の方は満足したのか、

「だから、言っただろ？　とりあえず、体に力が入らないのなら、蓋に腰を下ろしたらいいんじゃないのかな？」

　そう言いながら、純一は司の事を蓋の上へと座らせるのだ。

「ちょっ！　純ちゃ、ん……待ってって！」

　司はそんな事を口にし、腰を浮かせながら純一の両腕辺りを何故かしっかりと掴んでいる。

　そこに首を傾げる純一。

「どうしたんだい？　腕に力入れちゃって……」
「ちょ、マジで、それ、純ちゃん……俺に言ってるの？　ぁ……あのさ……はぁ……はぁ……今俺の中に、玩具が入ってて振動もしてるし、この状態で……ぃ……ここに座ったらさぁ、その玩具が……ぁ……余計、奥に……」

　そこまで言えば純一にこの事が伝わるだろうと思った司はそこで言葉を止めるのだ。

　その司の言葉でやっと純一にも今司がどんな状態になっているのかが分かったのであろう。　手を叩いた位なのだから。