上 下
378 / 469

女装ー49

しおりを挟む
「あ、まぁ……確かに、これからって言えばこれからなんだけど……俺からしてみたら、既に意地悪な事をされていた。 って思ったっていうのかな?」

 そう司は純一から視線を外し恥ずかしそうに言うのだ。

 そんな司に純一の方は、まだまだ本当に純粋そうな司にクスリのするのだった。

 純一は今まで色んな子と付き合って来たのだが、今の司のように純粋たっぷりで素直な子は見た事がない。 だからそんな司にクスリとしたのであろう。

「とりあえず、これからが本番なんだけど……そろそろいいかな? そんな事をしている間に帰宅するの本当に遅くなっちゃうよ」

 そう優しく言う純一。

「司……じゃあさ、私が次に司に対して何をしたらいいのかな?」
「……へ?」

 その純一の言葉に再び視線を逸らす司。 きっと今の純一の言葉を考えているのであろう。

 恥ずかしいと思いながらも素直に答えようとする司がまた純一からしれみたら可愛いのかもしれない。

「え? 何って? え? あー……何をしてもらったらいいの?」

 と挙句のは逆に質問返しをしてくる司。

 司からしてみたら何かを企んでみたいな感じではなく、本当に純粋に純一に聞いているのであろう。 全くもって瞳には濁りがないのだから。

 そんな司に純一は軽く息を吐くと、

「君っていうのは、本当に純粋な子なんだねぇ……。 聞いた私が馬鹿だった。 と言いたい所だけど、今日はその君の純粋さに免じて許して上げようかな? ま、君の場合、まだこういう行為に関しては回数をこなしてないんだから、そういう君からの質問もありっていう事なんだろうね」

 純一はそこまで言うと、

「じゃあ、君のココをよーく解して気持ち良くしてあげるから、また、手を蓋に付いてお尻をこっちに向けてくれるかな?」

 そう純一は司に言うと、本当に司というのは純粋というのか素直な性格というのか純一に言われた通りにし、最終的には純一の方へと双丘を向けるのだった。

「純ちゃん……こうでいいの?」
「……フフ、それで、十分なんだけど」

 純一は司の双丘を片手で撫で始めるのだ。

 司の双丘はスベスベで筋肉の方もあって、まだまだ若々しいようだ。

「君のお尻って、まだまだスベスベしてて気持ちいいよねぇ。 こういつまででも触れていたいと思う程にさ」

 半分以上は純一の独り言のようになっているのであろう。 その純一の言葉に司はどう反応していいのか? というのが分からないようで言葉を発してないのだから。

 司はまだまだ若い、だから言葉足らずというのか、その言葉に関してどう返していいのか、というのが分かってないからなのかもしれない。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

大学生はバックヤードで

リリーブルー
BL
大学生がクラブのバックヤードにつれこまれ初体験にあえぐ。

お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?

すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。 お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」 その母は・・迎えにくることは無かった。 代わりに迎えに来た『父』と『兄』。 私の引き取り先は『本当の家』だった。 お父さん「鈴の家だよ?」 鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」 新しい家で始まる生活。 でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。 鈴「うぁ・・・・。」 兄「鈴!?」 倒れることが多くなっていく日々・・・。 そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。 『もう・・妹にみれない・・・。』 『お兄ちゃん・・・。』 「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」 「ーーーーっ!」 ※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。 ※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。 ※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

処理中です...