【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

綺羅 メキ

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女装ー36

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 そう純一はボソリと口にし口先を上げると、床に座らされている司に手を掛け司のシャツを脱ぎ始める。

「ちょ、ちょ! 速水先生! 何してるの?」

 正面から純一が司が着ているシャツのボタンを外し始めている行為に顔を赤くするのだ。

「洋服の寸法を計るんだろ? なら、私が司の分を計って上げようと思ってね」

 その顔は凄く楽しそうに見えて、司は後退りをするのだが、純一は司の片足を片手で押さえ動かないように固定してしまう。

「ちょ! え? マジで、タンマ!」

 司はそう言い逃げ出そうとするが、純一に捕まっているのだから、そう簡単には逃げ出せない。

「良かったじゃん! 司君……速水先生に計って貰えるなんてさぁ」

 そう楽しそうに言う未来。

 未来にそう言われるのは構わないが、今司はクラス全員の注目を浴びていて、さっきにも増して恥ずかし過ぎてたまったもんじゃないだろう。

 やはり素直に脱いでいた方がマシだったのかもしれない。

 その間に純一は司のシャツを脱がし終え司の前をはだけさせるのだ。

「後は君が自分から脱ぐか? 私が脱がせて上げようか?」

 そんな笑顔で言われても、こんな状況でその質問は司にとっては究極の選択状態だ。 何も今は純一に抱かれている訳じゃないのにみんなの前でそんな質問をしなくてもいいと思うのだ。

「……自分で脱ぐから」

 そう司は言うと、シャツを脱ぎ始めるのだ。 下着一枚の姿になった司。

「後は計るだけだろ?」
「そうだねぇ、自分では計れないからさ」

 そう未来は言うと、笑顔で純一に持っていたメジャーを渡すのだ。
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