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女装ー35
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司はそう言うと途中まで脱がし終えた状態でシャツ一枚で、まずは友達である新斗を追っかけ始めるのだ。
「お前なぁ、もう、終わったんだからさぁ、脱がされる覚えはないんだぞ!」
「俺だけ脱がされるのは嫌だったから、それの巻き添えだってー!」
「それは、ちょっと勘弁だろー!」
「いいじゃんかぁ! 俺の友達だろ?」
「今は友達とか関係ねぇし!」
そう教室内を駆け回る二人。 捕まったら脱がされる必死の新斗と捕まえて巻き添えにしたい司。
新斗は司のあまりのしつこさに教室のドアを出て行く。 司は自分が脱いでいることを忘れているのか、シャツ一枚のまま新斗を追い掛け教室を出て行ってしまっていた。
「あーあ……司君、あのまま行っちゃったよー。 つーか、大人しくクラスのみんなの前で裸になった方が恥ずかしく無かっただろうにねぇ」
と未来は呆れたように言う。
それから二十分して二人は帰って来る。 しかも純一に捕まってらしい。 司と新斗は純一に首を掴まれ教室に入って来るのだ。
「お前達なぁ……何をやってたんだ? 神田君はいくら男子校だからと言ってもシャツ一枚で校内を走り回るとはねぇ」
「ただ、寸法計りをしてたら、司君が新斗君を追いかけだして、教室を出て行っちゃっただけですよー。 司君も大人しく、寸法計りに協力してくれたら、こんなことにはならなかったのにねぇ」
「そういうことか……」
「お前なぁ、もう、終わったんだからさぁ、脱がされる覚えはないんだぞ!」
「俺だけ脱がされるのは嫌だったから、それの巻き添えだってー!」
「それは、ちょっと勘弁だろー!」
「いいじゃんかぁ! 俺の友達だろ?」
「今は友達とか関係ねぇし!」
そう教室内を駆け回る二人。 捕まったら脱がされる必死の新斗と捕まえて巻き添えにしたい司。
新斗は司のあまりのしつこさに教室のドアを出て行く。 司は自分が脱いでいることを忘れているのか、シャツ一枚のまま新斗を追い掛け教室を出て行ってしまっていた。
「あーあ……司君、あのまま行っちゃったよー。 つーか、大人しくクラスのみんなの前で裸になった方が恥ずかしく無かっただろうにねぇ」
と未来は呆れたように言う。
それから二十分して二人は帰って来る。 しかも純一に捕まってらしい。 司と新斗は純一に首を掴まれ教室に入って来るのだ。
「お前達なぁ……何をやってたんだ? 神田君はいくら男子校だからと言ってもシャツ一枚で校内を走り回るとはねぇ」
「ただ、寸法計りをしてたら、司君が新斗君を追いかけだして、教室を出て行っちゃっただけですよー。 司君も大人しく、寸法計りに協力してくれたら、こんなことにはならなかったのにねぇ」
「そういうことか……」
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