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女装ー31
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確かに好きな人にこうして貰えるのは嬉しいことではあるが、物凄く恥ずかしい。
しかも壁一枚隔てた向こう側には職員室がある。
今日は文化祭が近い為かテスト期間中とは違い、生徒達が職員室を出入りしたりして騒がしいのが現実だ。
それだけの大人数の人が隣りに居るのを考えると、何時この部屋を見られるか分かったもんではないのだから。
そういうハラハラ感と純一に抱き締められたというドキドキ感で司の胸の鼓動は鳴り続けていた。
そして放課後ということもあってか司が今握っているドアの向こう側でも生徒達が行き交っている。
「司……」
そう純一はもう一度、甘い声で司の耳傍で囁くのだ。
今一瞬だけ司はその甘い声だけで声が出そうになってしまっている。
そう司は純一の甘くて低い声には弱い。
司は自分の声が出ないように、体に力を入れ唇を噛み締める。
だが司は純一に対して抵抗はしない。 それは司も純一のことが本気で好きだからだ。
純一は二人きりなのをいいことに行動をエスカレートさせていく。
片方の手で司の頬を後ろに向かせると、唇にキスを落としてくるのだ。
今まで我慢していた声も純一からのキスで上げてしまう司。
「ん……ぁ……やめぇ……純ちゃ……」
司が最後まで言葉を言い切らないうちにもう一度、純一は司の唇に自分の唇を重ねるのだ。
しかも壁一枚隔てた向こう側には職員室がある。
今日は文化祭が近い為かテスト期間中とは違い、生徒達が職員室を出入りしたりして騒がしいのが現実だ。
それだけの大人数の人が隣りに居るのを考えると、何時この部屋を見られるか分かったもんではないのだから。
そういうハラハラ感と純一に抱き締められたというドキドキ感で司の胸の鼓動は鳴り続けていた。
そして放課後ということもあってか司が今握っているドアの向こう側でも生徒達が行き交っている。
「司……」
そう純一はもう一度、甘い声で司の耳傍で囁くのだ。
今一瞬だけ司はその甘い声だけで声が出そうになってしまっている。
そう司は純一の甘くて低い声には弱い。
司は自分の声が出ないように、体に力を入れ唇を噛み締める。
だが司は純一に対して抵抗はしない。 それは司も純一のことが本気で好きだからだ。
純一は二人きりなのをいいことに行動をエスカレートさせていく。
片方の手で司の頬を後ろに向かせると、唇にキスを落としてくるのだ。
今まで我慢していた声も純一からのキスで上げてしまう司。
「ん……ぁ……やめぇ……純ちゃ……」
司が最後まで言葉を言い切らないうちにもう一度、純一は司の唇に自分の唇を重ねるのだ。
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