【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

綺羅 メキ

文字の大きさ
上 下
248 / 469

思い出ー3

しおりを挟む
「えー!!」

 司がそう言った後、未来は異様な位な驚き方をするのだ。 要はオーバーリアクションという事だ。

「ちょー、待って! そこそんなに驚く所なのか? そんなに驚くことないだろうが……余計に恥ずかしくなるじゃんか」
「そりゃ、驚くでしょー! まさか、司君が速水先生のことをそんな風に呼ぶなんて思わなかったもんね」

 それを聞いて未来が驚いた理由はそっちだったのかと思う。

「まぁ、昨日、司君は速水先生とデートして、そこまで変わったんだー! 良かったんじゃない? で行く前にあんなに言ってたのに司君には速水先生抱けなかったんだね」
「こ、この俺がっ! 純ちゃんに勝てる訳ないじゃんかぁ」

 司は顔を真っ赤にしながらそう何でか強気な感じで言うのだ。

「だから、言ったじゃーん! 司君は速水先生には勝てないってねー。 で、どうだったの? 初めての感想は?」

 未来は楽しそうに司の顔にまで近付き、問い詰めるように聞くのだ。

 それでも恥ずかしくて目を合わせられない司は目を反らし、ボソリと一言、

「気持ち良かった……かな?」
「でしょー! でしょー! 僕が下になる訳分かるでしょ!」

 未来は司から離れるとベッドの上に座り腕を組ながら頷く。

「分かるんだけどー、分からないようなぁ?」
「何それ、司君は同士になれると思ってたんだけどなぁ」

 未来は司の服を掴み、頬を膨らませて言う。

「せやけど、痛いやん!」
「それはまだ、司君が慣れてないのと速水先生のが大きいからじゃないの?」

 そういうことをサラリと言う未来。

「速水先生と龍のどっちが大きいんだろ? それは置いておいてさぁ、司君も速水先生のを受け入れる為に練習したら?」
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

ある少年の体調不良について

雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。 BLもしくはブロマンス小説。 体調不良描写があります。

真・身体検査

RIKUTO
BL
とある男子高校生の身体検査。 特別に選出されたS君は保健室でどんな検査を受けるのだろうか?

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

寮生活のイジメ【社会人版】

ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説 【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】 全四話 毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

男子寮のベットの軋む音

なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。 そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。 ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。 女子禁制の禁断の場所。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

処理中です...