【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

思い出ー2

「昨日、遊んだしー、龍は相変わらず今日は文化祭に向けての練習だしね」

　未来は溜め息を吐きながら言うのだ。

「司君はどうだったのー？　今日は泊まりだったんでしょー、そりゃ、何か発展あったんでしょねー？」

　そう未来は司の顔を覗き込むように聞くのだ。

「あー！　そこはなにもなかったんだからなぁ」

　司はそう言うと、ベッドにうつ伏せになる。

「司君がそんな行動をするっていうことは何かあったって証拠だよね？　司君の行動って、やっぱり、バレバレっていうのー？」

　未来はそう言うと、うつ伏せになっている司の背中に乗る。

「コラッー！　重いんじゃー！」
「司君が言うまでココ退かなーい」

　ふざけて未来は言っているのにも関わらず、司は本当に馬鹿正直者と言うのだろうか、

「言うから！　マジ、勘弁！　ホンマ、重いってー！　俺が死んでしまうって！」
「本当に言う？」
「言う！　言う！　マジでいう！」

　司はギブアップという感じで言うのだ。

　未来が司の上からいなくなると、司は体を起こし、

　そして未来とは顔を合わせずに顔を赤くし頬を掻くと、

「あー、だからだね。　昨日はその……純ちゃんに抱かれた」