【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

綺羅 メキ

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 そんな司の様子に純一は気付いていたが、今はそんなことを構わずに今まで着ていた司のバスローブの紐を外しに掛かる。

 司もそれに気付いたのだろう。 紐を解く音に紐を外された場所から少しヒンヤリとした空気が司の皮膚を撫でたのだから。

 純一のおかげで少し緊張が解れていた司だったが、再び体の中を緊張が走っているのかもしれない。

 そう司の体は緊張し、力までも入って心臓も高鳴り始めている。

 そりゃ、当たり前だろう。 これが初めての経験なのだから緊張しない訳がない。

 司が緊張の波に襲われている間。 純一は淡々と、ことを進める。

 司のバスローブの紐を外した後はゆっくりと司が着ているバスローブの前をはだけさせ、露わになった司の体を右手で撫でると、反対側は舌でまずは肩の辺りを滑らせる。

「ぁ……ん……」

 それだけでも司は体をピクリとさせ、背中を反らせるのだ。

「やはり、私の目には狂いはなかったようだね。 君の肌はまだまだ若いから、スベスベしてるよ」
「そ、そないなこと……ふぅ……ない……って、純ちゃんだって……」

 司はやり返しとばかりに純一の背中へ手を回し、まだバスローブを着ている純一の背中へと手を滑らせるのだ。

「純ちゃんだって、肌スベスベやんか」
「ん? 司に比べたら、私なんか全然だよ。 しかし、君はいやに積極的だね。 それはそれで嬉しいけどね」

 今日は何度、司は純一に顔を赤くさせられただろうか。 純一も純一だ。 司の言葉を一語一句逃さずに聞いているようなのだから。

 そんな司の様子に純一は微笑むと、再び舌を司の肩ら辺を滑らせる。

 その度にピクピクと体を反応させる司。

「ちょ……ん……へ? ぁ……な、何……!?」
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