217 / 469
ー141
しおりを挟む
そんな司の様子に純一は気付いていたが、今はそんなことを構わずに今まで着ていた司のバスローブの紐を外しに掛かる。
司もそれに気付いたのだろう。 紐を解く音に紐を外された場所から少しヒンヤリとした空気が司の皮膚を撫でたのだから。
純一のおかげで少し緊張が解れていた司だったが、再び体の中を緊張が走っているのかもしれない。
そう司の体は緊張し、力までも入って心臓も高鳴り始めている。
そりゃ、当たり前だろう。 これが初めての経験なのだから緊張しない訳がない。
司が緊張の波に襲われている間。 純一は淡々と、ことを進める。
司のバスローブの紐を外した後はゆっくりと司が着ているバスローブの前をはだけさせ、露わになった司の体を右手で撫でると、反対側は舌でまずは肩の辺りを滑らせる。
「ぁ……ん……」
それだけでも司は体をピクリとさせ、背中を反らせるのだ。
「やはり、私の目には狂いはなかったようだね。 君の肌はまだまだ若いから、スベスベしてるよ」
「そ、そないなこと……ふぅ……ない……って、純ちゃんだって……」
司はやり返しとばかりに純一の背中へ手を回し、まだバスローブを着ている純一の背中へと手を滑らせるのだ。
「純ちゃんだって、肌スベスベやんか」
「ん? 司に比べたら、私なんか全然だよ。 しかし、君はいやに積極的だね。 それはそれで嬉しいけどね」
今日は何度、司は純一に顔を赤くさせられただろうか。 純一も純一だ。 司の言葉を一語一句逃さずに聞いているようなのだから。
そんな司の様子に純一は微笑むと、再び舌を司の肩ら辺を滑らせる。
その度にピクピクと体を反応させる司。
「ちょ……ん……へ? ぁ……な、何……!?」
司もそれに気付いたのだろう。 紐を解く音に紐を外された場所から少しヒンヤリとした空気が司の皮膚を撫でたのだから。
純一のおかげで少し緊張が解れていた司だったが、再び体の中を緊張が走っているのかもしれない。
そう司の体は緊張し、力までも入って心臓も高鳴り始めている。
そりゃ、当たり前だろう。 これが初めての経験なのだから緊張しない訳がない。
司が緊張の波に襲われている間。 純一は淡々と、ことを進める。
司のバスローブの紐を外した後はゆっくりと司が着ているバスローブの前をはだけさせ、露わになった司の体を右手で撫でると、反対側は舌でまずは肩の辺りを滑らせる。
「ぁ……ん……」
それだけでも司は体をピクリとさせ、背中を反らせるのだ。
「やはり、私の目には狂いはなかったようだね。 君の肌はまだまだ若いから、スベスベしてるよ」
「そ、そないなこと……ふぅ……ない……って、純ちゃんだって……」
司はやり返しとばかりに純一の背中へ手を回し、まだバスローブを着ている純一の背中へと手を滑らせるのだ。
「純ちゃんだって、肌スベスベやんか」
「ん? 司に比べたら、私なんか全然だよ。 しかし、君はいやに積極的だね。 それはそれで嬉しいけどね」
今日は何度、司は純一に顔を赤くさせられただろうか。 純一も純一だ。 司の言葉を一語一句逃さずに聞いているようなのだから。
そんな司の様子に純一は微笑むと、再び舌を司の肩ら辺を滑らせる。
その度にピクピクと体を反応させる司。
「ちょ……ん……へ? ぁ……な、何……!?」
0
お気に入りに追加
157
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる