【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

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　だが司の予想とは違い、純一は組み敷いた司のことを優しく抱き締めるのだ。

「司……やっぱり、私は司のことが好きだ」

　そんな優しい声で言われて、今まで変に緊張していた司は体から力が抜ける。

「純ちゃん……」

　好きな人に優しい声で囁かれて嬉しくない訳がなく、何だか司まで純一のことが愛おしくなったようだ。

　そして緊張ではなく胸の鼓動が早くなる。

　純一はゆっくりと司の顔まで顔を近付けると司は反射的に瞳を閉じると、純一が眼鏡を外す音が聞こえたかと思ったら司が思っていた通りというのだろうか唇が重ねられるのだ。

　流石に先程まで純一がビールを飲んでいただけあるのだろうか、ほろ苦さの中に残る甘さのキスとなった。

「司……胸がドキドキしてるようだね」

　そう言いながら純一は司の胸を人差し指で触れると、そのままその指で司の胸の部分を撫でる。

「ん……くすぐっ……」

　司がそう言おうとした時、丁度、純一の指が司の胸の突起に触れ司は体をビクリと震わせる。

「やはり、君はいい反応をしてくれるよね。　こんなことで感じていたら、この後のこと続けられるのかな？」
「そないなこと言うけど、だってさ、体が勝手に反応しちゃうっていうのかなぁ？」

　司が最後まで言葉を言わないうちに純一は意地悪の為かもう一度、司に対して同じことを繰り返す。