208 / 469
ー132
しおりを挟む
うつ伏せになりながらもチラリと視線を純一の方へと移す。
だが純一は今日は何もする気がないのか、完全にテレビを見ながら寛いでいた。
暫くすると純一もベッドの上に向かう。
「さて、腹筋始めようかな?」
「んじゃ、俺も!」
そう司は大きな声を上げると起き上がり仰向けになる。
「とりあえず、二十回位がいいと思うよ。 膝曲げて足押さえといて上げるからやってみな」
「ああ、はい!」
司は再び大きな返事をすると腹筋を始める。 ゆっくり始めて軽く二十回をやり遂げる司。
「まだまだ、余裕あるからねぇ」
「いいや、最初はそん位がいいんだよ。 次は私がやるから、司は私の足を押さえといてくれないかな?」
「オッケー」
司はそう言うと純一の足を押さえる。
純一はいつもやっているからであろうか。 軽々と百回をやり遂げるのだ。
「じゃ、次は腕立て!」
「だね」
司はそう答えると今度はうつ伏せになって腕立てを始める。 始めのうちは順調にいっていたが流石に腕が疲れて来たようで、
「ダメだぁ! 腕立ては無理だわぁ。 もう、限界……」
と二十回もやらないうちにダウンしてしまう。
「だから、言ったじゃないかぁ。 まぁ、始めのうちは無理しないで続けるのがベストだよね」
純一はそう言うと、うつ伏せになって純一も腕立てを始める。 やはり、やり慣れているからであろうか純一は余裕で数を数えながら腕立てをもこなしていっているのだから。
「だけど、失敗したなぁ。 こんな運動をしたら汗を掻いてしまうしね。 後でまたシャワー浴びなきゃならないのかもね」
少し息は上がっているようだが話を出来るということは、まだ余力を残しているのであろう。
だが純一は今日は何もする気がないのか、完全にテレビを見ながら寛いでいた。
暫くすると純一もベッドの上に向かう。
「さて、腹筋始めようかな?」
「んじゃ、俺も!」
そう司は大きな声を上げると起き上がり仰向けになる。
「とりあえず、二十回位がいいと思うよ。 膝曲げて足押さえといて上げるからやってみな」
「ああ、はい!」
司は再び大きな返事をすると腹筋を始める。 ゆっくり始めて軽く二十回をやり遂げる司。
「まだまだ、余裕あるからねぇ」
「いいや、最初はそん位がいいんだよ。 次は私がやるから、司は私の足を押さえといてくれないかな?」
「オッケー」
司はそう言うと純一の足を押さえる。
純一はいつもやっているからであろうか。 軽々と百回をやり遂げるのだ。
「じゃ、次は腕立て!」
「だね」
司はそう答えると今度はうつ伏せになって腕立てを始める。 始めのうちは順調にいっていたが流石に腕が疲れて来たようで、
「ダメだぁ! 腕立ては無理だわぁ。 もう、限界……」
と二十回もやらないうちにダウンしてしまう。
「だから、言ったじゃないかぁ。 まぁ、始めのうちは無理しないで続けるのがベストだよね」
純一はそう言うと、うつ伏せになって純一も腕立てを始める。 やはり、やり慣れているからであろうか純一は余裕で数を数えながら腕立てをもこなしていっているのだから。
「だけど、失敗したなぁ。 こんな運動をしたら汗を掻いてしまうしね。 後でまたシャワー浴びなきゃならないのかもね」
少し息は上がっているようだが話を出来るということは、まだ余力を残しているのであろう。
0
お気に入りに追加
157
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる