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「いくら若いからと言っても次の日、筋肉痛で動けなくなるからね。 さて、そろそろ出ようか? のぼせてしまうからさ」
そう言うと純一は先に湯船から上がる。 司も純一の言う通りにのぼせる前に上がるのだ。
司が出ると先に上がっていた純一はホテル特有のバスローブを着て、ソファに座りテレビを見て煙草を吸っていた。
司はというと体を拭いた後、どうしたらいいか分からずバスローブを着ようかタオルを腰に巻こうか迷っているようだ。
バスローブを着ようとしても着方が分からないっていうのが本音だろう。 だってバスローブに手を通すのだって初めての事なのだから。
「司はそこで何をしてるんだい?」
「バスローブが着れないんだけど、どうやって着るのかな?」
そう困ったような顔をし純一のことを見上げて来る司に純一は微笑むと、今吸っていた煙草を灰皿へと置き司の方に向かうのだ。
「君にはまだこれは大き過ぎなのかな?」
純一はクスクスと笑いながら司のバスローブを着せて行く。
「なーに……笑ってるんですかー?」
「君は何をやらしても可愛いなぁーって思ってね」
純一は司にバスローブを着させ終えると、再びソファに腰を落とし煙草を加える。
司はそんな姿を見ながら、ベッドの上にうつ伏せでダイブするのだ。
お風呂に入ったことで温まった体に少しひんやりしている布団は気持ちがいい。
だが、こういうとこに来てしまったのだから純一のことを意識してしまう司。
そう言うと純一は先に湯船から上がる。 司も純一の言う通りにのぼせる前に上がるのだ。
司が出ると先に上がっていた純一はホテル特有のバスローブを着て、ソファに座りテレビを見て煙草を吸っていた。
司はというと体を拭いた後、どうしたらいいか分からずバスローブを着ようかタオルを腰に巻こうか迷っているようだ。
バスローブを着ようとしても着方が分からないっていうのが本音だろう。 だってバスローブに手を通すのだって初めての事なのだから。
「司はそこで何をしてるんだい?」
「バスローブが着れないんだけど、どうやって着るのかな?」
そう困ったような顔をし純一のことを見上げて来る司に純一は微笑むと、今吸っていた煙草を灰皿へと置き司の方に向かうのだ。
「君にはまだこれは大き過ぎなのかな?」
純一はクスクスと笑いながら司のバスローブを着せて行く。
「なーに……笑ってるんですかー?」
「君は何をやらしても可愛いなぁーって思ってね」
純一は司にバスローブを着させ終えると、再びソファに腰を落とし煙草を加える。
司はそんな姿を見ながら、ベッドの上にうつ伏せでダイブするのだ。
お風呂に入ったことで温まった体に少しひんやりしている布団は気持ちがいい。
だが、こういうとこに来てしまったのだから純一のことを意識してしまう司。
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