【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

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「な、純ちゃんはさ、そのー、俺とシたいと思ってるのか？」

　そう言う司に対し純一はどう答えていいか分からないのか、いや正確には即答で『司のことを抱きたい』と答えたい所なのであろうが今の司にそんなことを言ったら余計に緊張させてしまいそうで言えないでいるようだ。

「どう、答えたらいいのかな？」

　純一はテレビの場所から離れると冷蔵庫がある所に向かい冷蔵庫の中を覗き込む。

　頭を冷やす為にも何か飲み物が欲しかった純一。

　冷蔵庫の中に入っている缶の烏龍茶を手にすると純一はプルタブを開け一口飲み干し、そして口を開くのだ。

「……そりゃあ、私は司のことが好きだからね。　司のことを抱きたくないとなると嘘になる。　ストレートに言えば、今直ぐにでも君を抱きたいと思っている位なのだけどね」

　そう言いながら純一は司が座っているソファの前にあるテーブルを挟んだ前に座る。　そして煙草に火を付けるのだ。

　司は再び頭を俯かせる。

　だが司は直ぐに顔を上げ、

「分かったわぁー。　いいよ。　純ちゃんが俺んことどう思うとるかよう分かったし、俺も純ちゃんのこと好きだからな。　少し怖いけど、抱かれてみたいっていう興味はあるのかも」

　司は笑顔で純一の顔を見上げて言うのだ。

「本当に大丈夫かい？　無理して言ってないかな？」
「大丈夫だって！　なら、まずは一緒にお風呂に入ってみようか？」

　司は立ち上がると上着に着ていたGジャンを脱ぎ捨てるのだ。