【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

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　同性と言えば異性とは違い長く居れる保証はない。　そう長く居れば最後に結婚という道があるのだがけど同性の場合、結婚等出来る訳もなく、どうせ途中で別れるのは決まっている。　だから同性で付き合う等、遊びでしか思えなかったが、純一を見ていると本気にしか見えない。

　だから一回目に純一に告白をされた時に悩んだ司。　だが今の純一を見ていると本気でしか見えなかった。

　確かに司もいつの間にか純一のことが好きになっていて、余計に悩んでしまった。

　司は顔を俯かせると、

「本当に本当に先生は女の人じゃなくて俺でいいんですか？」

　そう小さな声で司は純一に聞く。　やはり、それはまだ不安だからこそ声が小さくなってしまうのだろう。

「私から君のことを好きになったのに司はそんな心配をする必要はないよ。　私は本気で君のことが好きなんだからね」

　純一は司に向かい自分の本気な想いが伝わるように笑顔を向け言う。

「まだ、私を信じてないのかな？　なら……」

　純一は司の足を砂浜の上へと下ろすと両手で司の頬を包み身長にまで視線を合わせ、純一はゆっくりと司の唇へと唇を重ねる。

「これで私の気持ち分かってもらえたかな？　本気で好きじゃなきゃ、同性同士でキスなんか出来ないだろ？」

　その純一の笑顔と言葉と行動が司にも伝わったのだろう。