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「あのさ……なんか、さっきっから聞いてると、よく分からないのだけど、おかしくないか?」
「……何が!?」
司の問いに対して、今度、頭を傾げるのは未来の方だ。
「だからさー、普通は男役の方がリードするもんじゃないのかな? 吉岡君で言ったら、龍先輩がさぁ」
「別に恋愛にそんなルールは無いでしょー? 男女のカップルでも女の人がリードするとこもあるだろうしねぇ」
そう言われればそうなのだが、何か司には納得がいかないようだ。
「司君達の場合は普通のカップルになりそうだよねー。 しかも、速水先生なら、色んなテク持ってそうだしー、司君、何回イかされちゃうんだろ? って感じなんだけどな」
そう楽しげに言う未来に対し、司の方は顔を真っ赤にさせるだけだ。
「ちょ、ちょ、ちょ……待ってよ。 前から言ってるけど、何で俺が下なのかな? それはまだ認めねぇからな」
「そんなことを言っていられるのは今のうちだからねぇ。 絶対に明日は速水先生に司君はリードされるからー、じゃ、知ってんの? 男同士のヤり方ってさ!」
「ちょい、待ってって! だから、何でそうなるのかなぁー? まだ、抱かれるとか抱くとかまで行ってないんだぞー、俺達の方はさー」
何故か司と未来の部屋というのは何かと騒がしいようだ。 そう今日は特にそうなのかもしれない。 いつも以上に男同士について語り合っているのだから。
「でも、恋人同士になったんだから、そういうことも有り得るっていうかー、速水先生のことだから、手出さないってことはないでしょうねぇ」
「……ってそう決まっとるもんなのか?」
司は恐る恐る聞いてみる。
「決まってると思うけどー! 僕が入学してからも速水先生には恋人が居たしー、龍から聞いた話だと前にも居たって言うしー、あっ! 司君が弓道部に入ったんなら、知ってんじゃないかな? 佐々木先輩もかつては速水先生の恋人だって聞いたことあるよ」
「……何が!?」
司の問いに対して、今度、頭を傾げるのは未来の方だ。
「だからさー、普通は男役の方がリードするもんじゃないのかな? 吉岡君で言ったら、龍先輩がさぁ」
「別に恋愛にそんなルールは無いでしょー? 男女のカップルでも女の人がリードするとこもあるだろうしねぇ」
そう言われればそうなのだが、何か司には納得がいかないようだ。
「司君達の場合は普通のカップルになりそうだよねー。 しかも、速水先生なら、色んなテク持ってそうだしー、司君、何回イかされちゃうんだろ? って感じなんだけどな」
そう楽しげに言う未来に対し、司の方は顔を真っ赤にさせるだけだ。
「ちょ、ちょ、ちょ……待ってよ。 前から言ってるけど、何で俺が下なのかな? それはまだ認めねぇからな」
「そんなことを言っていられるのは今のうちだからねぇ。 絶対に明日は速水先生に司君はリードされるからー、じゃ、知ってんの? 男同士のヤり方ってさ!」
「ちょい、待ってって! だから、何でそうなるのかなぁー? まだ、抱かれるとか抱くとかまで行ってないんだぞー、俺達の方はさー」
何故か司と未来の部屋というのは何かと騒がしいようだ。 そう今日は特にそうなのかもしれない。 いつも以上に男同士について語り合っているのだから。
「でも、恋人同士になったんだから、そういうことも有り得るっていうかー、速水先生のことだから、手出さないってことはないでしょうねぇ」
「……ってそう決まっとるもんなのか?」
司は恐る恐る聞いてみる。
「決まってると思うけどー! 僕が入学してからも速水先生には恋人が居たしー、龍から聞いた話だと前にも居たって言うしー、あっ! 司君が弓道部に入ったんなら、知ってんじゃないかな? 佐々木先輩もかつては速水先生の恋人だって聞いたことあるよ」
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