【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

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　そんな中、司が言った言葉にニヤリとした男が居た。　それは前の席に座って生徒達が言う文化祭の話を聞いていた純一だ。

　全員言い終えると純一は立ち上がり話を閉める。

　今日の一時間目はこのクラスは体育だから、少し早めに切り上げなければならない。　着替え時間がなくなって外に行く時間が遅くなってしまうからだ。

　朝のHRが終わると皆一斉に席を立ち、体操着に着替える。

　そして急いで外に出るのだ。　その間、司はさっき食堂に居た仲間と合流し、

「賭けは俺の勝ちだな」
「そうかー！　みぃちゃんはストレートにそうきたのかー。　やられたなぁー。　分かってるって！　神田君にジュースおごればいいんだったよな」
「ああ！　そういう事！」

　そう司が言うと廊下を歩いている途中で司の後ろからひょっこりと未来は顔を出して来る。

「なーに話してんのー？　僕のこと話してたでしょー！」

　そう口を尖んがらせて言う未来。

「大したことないって！　ただな吉岡君が文化祭の時にどないな女装するんだろ？　っていう話してただけだからな」
「そうだったのー！　もー！　僕の場合には龍の為の専属のメイドさんって決めてたからねぇー！」

　その未来の言葉に新斗達は納得をするのだ。　よくよく考えてみれば確かにそう考えてみれば未来からしてみたら、そういう事なのであろう。

「確かにそうだよなー、みぃちゃんは水谷先輩の専属のメイドさんだよな。　あっちゃー！　あ、そこは盲点だったわぁ！」

　そう悔しそうに言う新斗。

　そして外に出ると体育教師が来る前に準備体操を始める。

　この学校ではクラス単位で体育の授業がある為、体育の授業の時もクラスの仲間しかいない。