【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

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　今は先程とは違い楽に体を動かせることが出来て、さっきトイレに駆け込んで良かったさえ思っている。

　そんな一日を過ごした司。　何となく未来がいない一日はつまらない感じがした。

　放課後になると、司は昨日同様に弓道場に向かう。

　今日は昨日みたく純一の姿はなく、一人弓道場に向かったのだ。

　だが、ここでも純一の姿はなかった。　今日、司は純一の姿は朝と終わりのHRの時間しか見ていない。

　特に純一は指導しに時間通りに来ないのだろうか。　司は不思議に思い弓道部の先輩に純一が来てないことを聞くのだ。

「先輩。　今日、速水先生は？」

「ああ、今日はこの上にある剣道部の方を教えている日だよ。　速水先生は弓道部と剣道部の顧問を掛け持ってるからね。　週に二回位は先生がいない日があるんだよ」
「そうなんですかー、ありがとうございます」

　司はそう言うと昨日同様に弓道の練習を始める。

　だが何故か気合いも入らない上に集中も出来ないでいるのだ。　司の番が来ても昨日みたく的に矢が上手く刺さらない。

　そんな時、弓道部の部長が司に声を掛けて来たようで、