【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

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　朝の時間はちょっとしかないからなのか、文化祭の事については放課後から明日までに自分がしたい女装を考えておくようにと言ってから直ぐに純一は教室を出て行ってしまうのだ。

　純一にしては珍しい行動に司は不思議な顔をしていた。

　いったい純一はどうしたのだろうか。　何かあったのだろうか？　そう微妙に気になる司。

　とりあえず一時間目は国語の授業だ。　きっと眠くなってしまうだろう。　司は一応は鞄の中から教科書類を出し授業が始まるのを待つ。

　授業が始まって相変わらず眠たくなるような授業に、司はやはり眠くなってきているようで、コクリコクリと上下し始めるてしまうのだ。

　そんな中、司は夢を見ているようで何故だか純一とヤっている夢を見ているらしい。

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　司が目を開けると目の前には純一のドアップの顔が見える。

　純一の顔のドアップを見ながらも司は今居る場所を把握する為にキョロキョロと顔を動かし、体を起こそうとしたが何故だか動かすことが出来なかった。

　しかも、なかなか腕が動かない上に腕は完全に上げられてしまいジャラリとした金属音も聞こえて来る。

「な、何！？」

　フッと気付くと何故だか体がスースーとして何も着てないようにも感じる。　要は生まれたままの姿だという事だ。

　司は顔だけ動かすと、やはり自分は何も着てない事に気付く。

　司の頭上では鎖で繋がれた手首。　そして下は学生服は脱がされている状態だった。

　これはいったい、どういうことなんだろうか。