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今日は未来がいない。 ということは担任が来るまでの約十分。 司にとって暇な時間だった。
司は机に左肘を付いて顎に手を当て外を眺める。
今日の空は、白い雲に覆われ今にも雨が降りそうだ。
そんな日は更に憂鬱な気分になる。
ボッー司が外を眺めていると、寮が見えるのだ。
フッと司は寮を見て、あることを思い出す。
そう今日は未来は休みで風邪を引いてしまったという龍の所に行っていた事をだ。
龍の所に行くということは看病なんかは建て前で、きっとラブラブしに行ったという事だろう。
しかも今日は相手が病人。 ということは、きっと未来の方が中心に動くのではないかと思う司。
しかし、よくよく考えると男同士ってどうやってやるんだろうか。 と司は思う。
そりゃ、司は立派な男なのだから男女関係のことは知っているが男同士ではよくは知らない。
そうなると司というのか青春時代真っ盛りな男子はトコトン気になる所だろう。
この学校では聞けそうだが、流石にそこは恥ずかしくて聞ける訳がない。
今一番、気軽に話せる未来に聞くしかないが今日はその未来もいない。 かといって純一に聞けばそれはそれで純一は喜んでしまうだろう。
そんなことを考えていると朝のHRの時間になったのか純一が教室に入って来るのだ。
司は何故だか純一の姿が目に入ると、そっぽを向いてしまう。
今日の朝のHRは昨日に引き続き、文化祭についてだった。
司は机に左肘を付いて顎に手を当て外を眺める。
今日の空は、白い雲に覆われ今にも雨が降りそうだ。
そんな日は更に憂鬱な気分になる。
ボッー司が外を眺めていると、寮が見えるのだ。
フッと司は寮を見て、あることを思い出す。
そう今日は未来は休みで風邪を引いてしまったという龍の所に行っていた事をだ。
龍の所に行くということは看病なんかは建て前で、きっとラブラブしに行ったという事だろう。
しかも今日は相手が病人。 ということは、きっと未来の方が中心に動くのではないかと思う司。
しかし、よくよく考えると男同士ってどうやってやるんだろうか。 と司は思う。
そりゃ、司は立派な男なのだから男女関係のことは知っているが男同士ではよくは知らない。
そうなると司というのか青春時代真っ盛りな男子はトコトン気になる所だろう。
この学校では聞けそうだが、流石にそこは恥ずかしくて聞ける訳がない。
今一番、気軽に話せる未来に聞くしかないが今日はその未来もいない。 かといって純一に聞けばそれはそれで純一は喜んでしまうだろう。
そんなことを考えていると朝のHRの時間になったのか純一が教室に入って来るのだ。
司は何故だか純一の姿が目に入ると、そっぽを向いてしまう。
今日の朝のHRは昨日に引き続き、文化祭についてだった。
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