75 / 469
ー75
しおりを挟む
「ねぇ、どうすんのー? 僕は構わないんだけどなぁ」
司はお風呂に入る為に用意をする為に立っていて、未来も立ち上がり司のことを見上げて甘えた声で顔を近付けてまで聞くのだ。
「わぁー! ちょ、分かったって! い、一緒に入ればいいんだろ?」
どうしても未来の押しに司は断れないようだ。
「じゃあ、一緒に入るー! 龍以外の人と入るから僕的には楽しみなんだよね」
そう未来は嬉しそうに言うと未来もお風呂に入る準備を始めるのだ。
未来のパジャマというか、寝着なのか部屋着なのか、とりあえず寝る用の服というのは、薄ピンク色のパーカーをワンピースにしたような寝着で下の長さが膝上までしかなく短い。
どうして未来はそんな女の子っぽい服を選ぶのか司には分からなかった。
一方、司の寝着はTシャツに短パンという一番ラフな格好だ。
司達の寮は各部屋にお風呂場はある。
この寮はレンガ風の洋館っぽく内装も洋風になっていて、一階にあるロビーみたいな所には自販機もあってジュースとか買える場所があるが、そこには煖炉があるのだ。 ロビーはちょっとした憩いの場というのかコミュニケーションが取れる場でもある。
風呂場には脱衣所と洗面所があって、そこは洋館の内装に合わせてか蛇口の色は金色だ。 お風呂場の浴槽も日本の物ではない。 日本のは大抵、四角い形をしているが、ここのは底が長丸の形をしている。
二人は脱衣所に入り服を脱ぎ始め、先に脱ぎ終わり入ったのは未来の方だ。
司は流石に未だに戸惑っているようで、未来が脱ぎ終わるまで服を脱いでいなかった。
そりゃ、小学生位までは何も考えずに友達と一緒にお風呂に入ることは出来たが、今位の年になると、やはり男と一緒にお風呂に入るには若干の抵抗があるようだ。
先に入った未来は浴槽にお湯を溜めて待っていた。
「司君はまーだ?」
そう未来はお風呂場の中から催促の声が聞こえて来る。
司はお風呂に入る為に用意をする為に立っていて、未来も立ち上がり司のことを見上げて甘えた声で顔を近付けてまで聞くのだ。
「わぁー! ちょ、分かったって! い、一緒に入ればいいんだろ?」
どうしても未来の押しに司は断れないようだ。
「じゃあ、一緒に入るー! 龍以外の人と入るから僕的には楽しみなんだよね」
そう未来は嬉しそうに言うと未来もお風呂に入る準備を始めるのだ。
未来のパジャマというか、寝着なのか部屋着なのか、とりあえず寝る用の服というのは、薄ピンク色のパーカーをワンピースにしたような寝着で下の長さが膝上までしかなく短い。
どうして未来はそんな女の子っぽい服を選ぶのか司には分からなかった。
一方、司の寝着はTシャツに短パンという一番ラフな格好だ。
司達の寮は各部屋にお風呂場はある。
この寮はレンガ風の洋館っぽく内装も洋風になっていて、一階にあるロビーみたいな所には自販機もあってジュースとか買える場所があるが、そこには煖炉があるのだ。 ロビーはちょっとした憩いの場というのかコミュニケーションが取れる場でもある。
風呂場には脱衣所と洗面所があって、そこは洋館の内装に合わせてか蛇口の色は金色だ。 お風呂場の浴槽も日本の物ではない。 日本のは大抵、四角い形をしているが、ここのは底が長丸の形をしている。
二人は脱衣所に入り服を脱ぎ始め、先に脱ぎ終わり入ったのは未来の方だ。
司は流石に未だに戸惑っているようで、未来が脱ぎ終わるまで服を脱いでいなかった。
そりゃ、小学生位までは何も考えずに友達と一緒にお風呂に入ることは出来たが、今位の年になると、やはり男と一緒にお風呂に入るには若干の抵抗があるようだ。
先に入った未来は浴槽にお湯を溜めて待っていた。
「司君はまーだ?」
そう未来はお風呂場の中から催促の声が聞こえて来る。
0
お気に入りに追加
157
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる