【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

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　そして掃除は十分程で終わらせるのだ。　こうも上手い具合に分担されていて、男四人での教室内掃除は何処も綺麗になっていた。

　黒板も教室の窓も床も本当にピカピカ状態だった。

　これだけ早く終るのなら司も特には嫌いにはなりそうもない。

　掃除が終ると未来はまた何処かに行ってしまったようだが、司は教室に残りクラスメイトと雑談を始める。

　やはり周りは男の子ばかりの場所ということもあり話題は下ネタだ。

　やはり司もそこは男の子。　そんな話に乗らない訳がない。

　例えば芸能人では誰が好みだとかいう話題になると、司は即あるアイドルの名前を出す。

「その人、目が凄く綺麗で、すっげぇ、可愛いんだよなぁ」
「神田君は、女の子にかなり憧れてるんだねぇ」

　そう意味ありげな発言をするのは源新斗だ。

　司はまた首を傾げて新斗の顔を見る。

「だからさぁ、この学校では女子って言葉がかなり禁句だったりする訳なんだよな。　寮は確実に女子禁制。　俺等も平日は学校の外には出れねぇし、出られるのは土日の休みと長期の休みのみだけ。　だから、例えば休みの間に彼女が出来たとしても毎日会えねぇしなぁ。　だから、例えば、休みの間に彼女が出来たとしても毎日会えねぇって事。　だから、ここの生徒達は本能的というのか、この閉鎖空間の中から、好きな子を見つける傾向があるんだけどな」
「……へ？　それ、本当に！？」