29 / 469
ー29
しおりを挟む
司はベッドの上で暫くボッーとしていたのだが、どうやら未来と龍の会話が段々と怪しいというのか、イヤらしい会話になって来ているような気がするのは気のせいであろうか。
「えー!! 電話でー! うんうん! いいよ! 電話しながら僕もやってみたかったしー、じゃあ、そしたら、どうしたらいいの?」
未来は恥ずかしそうに答えながらも凄く嬉しそうな顔をし、同室である司の存在を知ってか知らずかスマホをスピーカーモードにし、未来はそのスマホを枕横に置くのだ。
『そうだなぁ。 じゃ、まずは今、未来が履いている服やズボンを全部脱いじまうかー』
そうスマホからは龍の声が聞こえて来て、未来はその声に従って、ゆっくりと服やズボンを脱ぎ始める。
司はその未来の行動に目のやり場に困ったようだ。 しかし隣りでそんな行為を始めてしまった同級生に、どうしていいのか分からないのが普通だろう。 寧ろ、そんな行動をし始めるのも普通ではないと思う位なのだから。 寧ろ同室者が居るのだから遠慮してもらいたいもんだ。
先程も未来の姿を見たが今は先程の状況とは違う。
『全部、脱げたか?』
「ぅん……何だか、一人でするより龍の声が聞こえていいねー」
『そうか? じゃ、次は未来が一番好きなとこは何処だっけ?』
「ん? じゃあ、龍が好きなとこは?」
『未来の甘い唇って言いたい所だが……今はそれは出来ねぇからな。 まずは胸からかな?』
「うん、分かった! 胸だねー」
「えー!! 電話でー! うんうん! いいよ! 電話しながら僕もやってみたかったしー、じゃあ、そしたら、どうしたらいいの?」
未来は恥ずかしそうに答えながらも凄く嬉しそうな顔をし、同室である司の存在を知ってか知らずかスマホをスピーカーモードにし、未来はそのスマホを枕横に置くのだ。
『そうだなぁ。 じゃ、まずは今、未来が履いている服やズボンを全部脱いじまうかー』
そうスマホからは龍の声が聞こえて来て、未来はその声に従って、ゆっくりと服やズボンを脱ぎ始める。
司はその未来の行動に目のやり場に困ったようだ。 しかし隣りでそんな行為を始めてしまった同級生に、どうしていいのか分からないのが普通だろう。 寧ろ、そんな行動をし始めるのも普通ではないと思う位なのだから。 寧ろ同室者が居るのだから遠慮してもらいたいもんだ。
先程も未来の姿を見たが今は先程の状況とは違う。
『全部、脱げたか?』
「ぅん……何だか、一人でするより龍の声が聞こえていいねー」
『そうか? じゃ、次は未来が一番好きなとこは何処だっけ?』
「ん? じゃあ、龍が好きなとこは?」
『未来の甘い唇って言いたい所だが……今はそれは出来ねぇからな。 まずは胸からかな?』
「うん、分かった! 胸だねー」
0
お気に入りに追加
157
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる