【R18/完結】僕は、お姫様？王子様？

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「あ……え？　指までって……」

　流石の僕の方も顔を赤くする。　そして顔を俯かせるのだ。

「私は君が望むのなら、どこまででもするけど……でもさ、セフレって関係だけど……流石にいきなりモノを挿れるのは……って私的には思ってしまったからね……。　だから、昨日は初めて会ったばかりだったから君に触れるだけにしたのだけど……」

　……あ、そういう事か……。　僕的にはそれだけじゃ寂しいって思ってしまったのだけど、源さん的にはそういう事だったんだ……。

　とまたまた源さんの行動に納得。

　流石は大人だ。　やはり色々な事を知っているのかな？　だから、こう僕は源さんに相談しちゃうのかもしれないな。

　そして、またまた源さんには大人の余裕っていうのを見せつけられちゃったって感じなのかもしれない。

　暫く僕は考えた後に、笑顔で顔上げて、

「じゃあ、今日は指までお願いしますね……」

　と言う。

　すると、源さんも笑顔で、

「うん……。　わかった」

　そう答えてくれた。

「じゃあ、君は1人でいつもやってる時ってどういう風にやってるのかな？」

　……え？　え？　あーー……それをやってみてくれって事なのかな？

「先ずはお腹を綺麗にして……それで、お風呂でも綺麗にしてきて……って感じですけど……」

　そう僕は源さんから視線を逸らしてそう答える。　やっぱ、そういう事を普通に話せる訳がないじゃん！　しかも、他人になんてね……。


「じゃあ、それやってきてよ……。　私がいない設定でね……。　そう、いつものようにしてきてくれればいいと思うよ……」

　……え？　え？　あれを……源さんの前でやれっていうの！？　だって、僕はソファとかベッドの上で浣腸して……。　で、お風呂に入って、裸のままベッドに行ってやってるって事なんだけど……。

　それを、源さんの前で！？

　僕はそれを想像してから、

　……流石に源さんの前でそんな事するのは恥ずかしいんですけど……。　でも、源さんは源さんがいない事にしてっても言ってたし……。　でもでもでも！　それは、流石に恥ずかしいよね？

「え？　でも……」
「だって、1人やる時も、そうやって、準備するんでしょう？　じゃあ、私がやって上げようか？」
「あ……ぅん……」

　そこで僕は再び考えてしまう。

　要は自分でやるか？　初めての源さんにやってもらうか？　っていう選択肢だからだ。

　……え？　どうしよう？　自分でいつものようにやるか？　源さんにやってもらうか？　でしょう？