【BLR18】マイホームに住みませんか?

綺羅 メキ

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23 ハメ撮り生配信

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「へ? あ、ん? あ、ああ……」

 とは一応答えるものの、自分からその体勢になるのは恥ずかしい部分もある。

 気持ち的に僕が躊躇していると、北山は、

「いつも、御手洗さんはネコの子に、そう言ってたんですよねぇ? なら、自分もやらないといけないんじゃないんでしょうか?」

 やっぱりさっきのは前言撤回。 やはり北山は根っからのSだということが今ので今一度分かったような気がするからだ。

 それでも僕の体がすんなりとそんな体勢に動けるわけがない。

「そんなんじゃ、見ている皆様に御手洗さんのココの中、見せられないじゃないですかぁー!」
「はぁ?!」

 そうは答えたものの、やはり北山はこれを撮影してリアルタイムで配信していたのであろう。

 いきなりのネコで、いきなり配信されてしまうなんて聞いてない。 しかも僕は仕事をしているのだから、それをお客様に見られたら、滅茶苦茶合わせる顔なんてないのだから。

 だからなのか僕の方は余計に足を閉じ、絶対にカメラの方へと視線を向けないようにするのだ。

「申し訳ないです。 本日が初めての配信だったので、恥ずかしくなってしまったみたいですよー」

 と北山が視聴者にそう言うと、何処からともなく声が聞こえて来る。

「初めてなんですねぇ。 早くそれ見たいですよー。 初めての人って、ソコが綺麗なピンク色してるんですもんねぇ」
「しかも、恥ずかしくなっているところを見ると、益々、ソコを見たくなりますよねぇ」
「もう、見られてるんだから、諦めて、見せちゃった方が早いんじゃねぇのか?」

 と色々な声が僕の耳にも聞こえて来るのだ。

 今の時代、配信とかっていうのは個人的に自由に出来る世界にはなったとは思うのだけど、こうリアルタイムで視聴者の声が聞こえて来るなんて思ってなかったことなのかもしれない。

 余計に恥ずかしくなってくる僕。

 しかしこう生の視聴者の声が聞こえて来て、生配信が出来るようになって世の中便利な世界にはなってきているとは思うのだけど、本当に今はこんなことが余裕で出来てしまうのだと改めて気付かされたような気がする。

 だけど僕の方は相変わらず動けないでいた。

 要はさっきから数分は足を閉じたままの状態だということだ。

「そいつが動かないんだったら、拘束しちゃったらいいんじゃねぇのか?」

 そうある視聴者の声が聞こえて来る。

 拘束して無理やりソコが見えるように開かせるということだろう。

 そういった知識が無い訳ではない。 寧ろ、昔はタチだったのだから、直ぐに分かってしまうところがまた恥ずかしいところだ。
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