【BLR18】マイホームに住みませんか?

綺羅 メキ

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22 気持ちいいポイント

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「ちょ、ヤメ……!」

 と僕の方は北山に抗議の声を上げようとしたのだが、北山の性格上、そこは容赦ないように思える。

 そう北山が放った声とほぼ同時位に後ろの蕾の中に異変を感じたのだから。

 さっき北山が言っていたのだけど、今回使用する玩具というのは、細長くて振動する玩具と言ってたような気がする。

 僕は今までのネコにローターと大人の男性に模した玩具は使用して来たのだけど、細長い玩具というのは使用した記憶はない。

 細長い玩具とはと思っていると、それがどんどんと僕の奥の方へと入って来ているのが分かる。

 最初入口付近にいたと思った玩具が、北山がそれを出し入れする度にどんどんと中へと入ってきているのだから。

 気持ちいい? 気持ち悪い?

 未だに僕の体の中では分かってないように思える。

 だが、次の瞬間、僕の背中が一瞬にして逸れたのが分かった。

 その瞬間、北山の方はいやに楽しげにしているのは気のせいであろうか。

「御手洗さんの気持ちいい所って、ココなんですね……」

 と本当にクスクスとしているのが聞こえてくる。

「ココを何度も突くとイけるの知ってますよね?」

 そう北山の方は気持ちいいポイントを見つけて楽しそうだ。

「んじゃ、いきますねぇ!」

 一回、思いっきり中に入れていた玩具を後ろの蕾の入口部分まで引くと、それを一気に中へと入れ、今見つけた中にある気持ちいいポイントまで入れ、そこを突くのだ。

 流石は今までタチを経験してきただけあるのであろう。 一回そのポイントを見つけてからは、真っ直ぐにそのポイントへと来たようにも思えるからだ。

「ぁああん!! んん!」

 本当にソコは僕からしてみたらヤバい。 背中をも逸らすことにもなって、イきそうになったのだが、何でか自分のプライドが北山より先にイくのを拒んだのであろう。 そうイくのを抑えてしまっていたのだから。

 でも、本当にヤバい、ヤバすぎる。 こんな快感が本当に男にもあったということに自分的には驚きなのだから。

 確かに今まで僕はネコを見て来たのだけど、本当にって思える程だったからなのかもしれない。 そう経験したからこそ、そこに気持ちいいポイントがあるのを知った。

 だけど数回ソコを突いただけで、北山はソコを突くのをやめてしまうのだ。

 そこに拍子抜けしてしまう僕。

 その後はただただソコを外しての玩具の出し入れに止まってしまっていた。

 心の中では「へ?」と思いながらも、北山の行動についていくしかないのだから。

「足を広げて、ガニ股の状態にしてもらえませんか?」

 と急に何でだか丁寧な口調になったのは気のせいであろうか。
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