【BLR18】マイホームに住みませんか?

綺羅 メキ

文字の大きさ
上 下
15 / 39

15 初めての大人の玩具体験

しおりを挟む
「まぁ、今日は御手洗さんが初めてだっていうことなんで、ゆっくりじっくりとやらせていただきますよ。 僕はそんなに意地悪な性格ではないんでね。 それに、僕だってこういう行為に関して経験者でもありますし、知識の方も十分とありますしね。 それとも、御手洗さんがこういう行為に関して初めてだっていうのなら、一週間くらい掛けて、じっくりと体を開発していくでも僕の方はいいんですけどね。 じゃあ、御手洗さん的にはどうします? 今日、いきなり僕のを御手洗さんのココに挿れていまうのか? それとも、じっくりと時間を一週間くらい掛けて、ココを広げてから僕のを挿れていくっていうことにするのか?」

 そう言ってくる北山は本当に楽しそうだ。 本当に北山の方は根っからのSなんであろう。

 しかし僕の方は北山にそう言われてしまったのだから、その二択に答えるしか今はない。

 その北山の言葉に暫く考える僕。

 部屋にある時計の秒針が時を刻む。 それと共に鼓動までも早くなってきてしまっているのは気のせいであろうか。

 こんなにもネコ側というのは、心臓に負担というのかハラハラとするもんなのであろうか。

 いや、それが、こういう行為での醍醐味みたいなもんなんだろう。

 僕の方は軽く息を吐くと、もう諦めたかのように、

「僕の方は元がタチだったので、痛いのは苦手だから、一週間ゆっくりと体を慣らして、それから、北山さんのを挿れて欲しいかなぁ?」

 その言葉に北山は満足したようになのか鼻を鳴らす。

「そういう事ですか……。 まぁ、流石は、元タチさんっていうところですかね? じゃあ、この一週間、僕の言葉にちゃんと付き合って下さいね」

 そう言いながらいきなり指の第一関節を後ろの蕾の中へと入れられ、一瞬その中で指を回されたかた思うと抜くのだ。

 そこに安心する僕。

 言葉とは裏腹にいきなりそこに北山のモノを挿れられると思ったからなのかもしれない。

「じゃあ、早速、細い玩具でココ慣らしていきましょうか? 流石の僕だって、ネコを楽しませるような玩具沢山持ってるんですからねぇ……」

 そう言って、北山は自分のベッドから降りると、ベッドの下にある引き出しを思いっきり引っ張るのだ。

 するとそこにはありとあらゆる玩具が所狭しと並んでいたのだから。

 一瞬、僕は見たのだけど、一瞬にして見なかったフリとでもしたかったのか、天井の方へと視線を向ける。

 確かに自分もネコには色々な玩具を使って来た。 だから一瞬見た感じだと知ってる玩具は多かったのだけど、流石に自分に使ったということは無い。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

仕事ができる子は騎乗位も上手い

冲令子
BL
うっかりマッチングしてしまった会社の先輩後輩が、付き合うまでの話です。 後輩×先輩。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

エリート上司に完全に落とされるまで

琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。 彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。 そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。 社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...