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【番外編】HAPPY DAYS5
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「せやな……俺が望の為に作ったらええだけやもんな……」
(……へ?)
俺は今の雄介の言葉で今、自分が言ったことを思い出してしまっていた。
その途端、自分の顔が真っ赤になったのも分かった。
多分、いつもの俺なら、この場から逃げ出していたかもしれない。 それはまさしく穴があったら入りたいという状況だった。
だが、今日は雄介の誕生日で喧嘩して、この場から逃げ出すということはしたくはない。
俺がそんなことを考えていると、
「ま、ええか……。 よっしゃ! 飯食うたし……俺はとりあえず寝ようかなぁ?」
いつも俺が仕事から帰って来た時に雄介に言っているからであろう。 だから雄介はそう言ってしまったのかもしれない。
今日は特別な日なのだから、時間が許す限り、雄介と一緒の時間を過ごしたいと思うのは我が儘なことなんであろうか。
「ゆ、雄介! とりあえず……後はプレゼントだから!」
雄介を引き止める為に出てしまった言葉が、また自分では有り得ない言葉だったような気がする。
「……プレゼント?」
「そうそう!」
ここまで言ったのだから、このまま最後までやり通した方がいいだろうと思った俺は棚にしまっておいたプレゼントを出してくる。
それを雄介に半無理矢理渡し、大人しくその場で待っていた。
部屋内には雄介がプレゼントを開ける音と自分の心臓の鼓動だけが響く。
「ええやんか! ホンマ……今日はありがとうな……めっちゃ、嬉しい誕生日になったわぁ。 それに、恋人に誕生日を祝ってもらうんは最高な幸せって感じがするわぁ。 ホンマ、望ありがとうな……」
「ああ……うん……」
お礼を言いたいのはこっちの方だぜ。 拙い料理に大した物じゃないプレゼントに喜んでもらえて俺も嬉しいんだからよ。
「雄介……ありがとう……。 生まれてきてくれてありがとうな……」
やはり今日は特別な日なのだから、普段は言えないようなことを言っておいた方がいいと思った俺は雄介の瞳を見つめそう言っっていた。
今まで色々なことがあったけど、これからもよろしくな。
END
(……へ?)
俺は今の雄介の言葉で今、自分が言ったことを思い出してしまっていた。
その途端、自分の顔が真っ赤になったのも分かった。
多分、いつもの俺なら、この場から逃げ出していたかもしれない。 それはまさしく穴があったら入りたいという状況だった。
だが、今日は雄介の誕生日で喧嘩して、この場から逃げ出すということはしたくはない。
俺がそんなことを考えていると、
「ま、ええか……。 よっしゃ! 飯食うたし……俺はとりあえず寝ようかなぁ?」
いつも俺が仕事から帰って来た時に雄介に言っているからであろう。 だから雄介はそう言ってしまったのかもしれない。
今日は特別な日なのだから、時間が許す限り、雄介と一緒の時間を過ごしたいと思うのは我が儘なことなんであろうか。
「ゆ、雄介! とりあえず……後はプレゼントだから!」
雄介を引き止める為に出てしまった言葉が、また自分では有り得ない言葉だったような気がする。
「……プレゼント?」
「そうそう!」
ここまで言ったのだから、このまま最後までやり通した方がいいだろうと思った俺は棚にしまっておいたプレゼントを出してくる。
それを雄介に半無理矢理渡し、大人しくその場で待っていた。
部屋内には雄介がプレゼントを開ける音と自分の心臓の鼓動だけが響く。
「ええやんか! ホンマ……今日はありがとうな……めっちゃ、嬉しい誕生日になったわぁ。 それに、恋人に誕生日を祝ってもらうんは最高な幸せって感じがするわぁ。 ホンマ、望ありがとうな……」
「ああ……うん……」
お礼を言いたいのはこっちの方だぜ。 拙い料理に大した物じゃないプレゼントに喜んでもらえて俺も嬉しいんだからよ。
「雄介……ありがとう……。 生まれてきてくれてありがとうな……」
やはり今日は特別な日なのだから、普段は言えないようなことを言っておいた方がいいと思った俺は雄介の瞳を見つめそう言っっていた。
今まで色々なことがあったけど、これからもよろしくな。
END
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