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【番外編】HAPPY DAYS4
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それでも雄介は嬉しそうに、俺の体を抱き締めてきた。
「ホンマ……今日はありがとうな……何回言うても足らない位やわぁ」
雄介は大きな体で軽く強く俺の体を抱きしめ全身で感謝の気持ちを表してくる。
「ああ……まぁ……大したもんじゃねぇけどな……」
流石に雄介のように手のこった料理は俺には出来ない。 だけど俺的には雄介の為だけに一生懸命作ったのには変わりはないのだ。
「望が俺の為に作ってくれたんなら、十分やろ? ホンマ……ありがとうな……。 とりあえず、飯にしようか?」
「う、美味くねぇかもしれねぇぞ!」
急に味見してないことを思い出し、俺は心配そうな顔で雄介の顔を見上げる。
「大丈夫やって……恋人が作ってくれた料理は『愛情』っていう隠し味が入ってるから何を食べても美味しいんやって……。 実際、望やって、俺が作る料理は美味いって感じるやろ?」
「ああ、まぁ……それはそうだけどさぁ、雄介は作り慣れてるじゃねぇか、だけど、俺は雄介に任せっぱなしで、ここんとこ全然作ってなかったんだからな……その差はでかいんじゃねぇのか? って思ってな……」
「大丈夫やって!」
雄介は冷蔵庫から俺が作った料理を取り出し、レンジの中へと入れる。
「メニューはオムレツやんな……」
「ああ……まぁな……」
やはり食べるまでは不安で仕方なかった。 だって本当に味見をしてないのだから。
部屋の中にレンジ特有の音が鳴り響く。
そんな音でさえ、俺は体をビクつかせてしまっていた。
(今日の俺……何でこんなにビビってんだろ?)
そんなことを思っていると、雄介は二人分のオムレツが乗ったお皿をテーブルへと運んで来る。
俺は不安を抱えながらもいつもの自分の席へと座る。
そして二人で『いただきます』を言うと、雄介はスプーンでオムレツを掬い、口の中へと運んだようだ。
雄介が感想を言うまで俺の胸はいつもとは違う速さで鼓動が波打っている。
「美味いやんか! むっちゃ、美味いで!」
そう笑顔で言う雄介だが、人の感想だけでは自信が持てない。
とりあえず俺も自分で作ったオムレツを口にしてみる。
だが雄介の言った通り大丈夫だったようだ。
「良かったー! 人に出せるような料理が出来たみたいで良かったわぁ」
「せやな……。 望はやれば出来るんやし……料理、やったらええやんか……」
「いいよ……。 俺は雄介が作る料理が好きなんだからよ……」
「ホンマ……今日はありがとうな……何回言うても足らない位やわぁ」
雄介は大きな体で軽く強く俺の体を抱きしめ全身で感謝の気持ちを表してくる。
「ああ……まぁ……大したもんじゃねぇけどな……」
流石に雄介のように手のこった料理は俺には出来ない。 だけど俺的には雄介の為だけに一生懸命作ったのには変わりはないのだ。
「望が俺の為に作ってくれたんなら、十分やろ? ホンマ……ありがとうな……。 とりあえず、飯にしようか?」
「う、美味くねぇかもしれねぇぞ!」
急に味見してないことを思い出し、俺は心配そうな顔で雄介の顔を見上げる。
「大丈夫やって……恋人が作ってくれた料理は『愛情』っていう隠し味が入ってるから何を食べても美味しいんやって……。 実際、望やって、俺が作る料理は美味いって感じるやろ?」
「ああ、まぁ……それはそうだけどさぁ、雄介は作り慣れてるじゃねぇか、だけど、俺は雄介に任せっぱなしで、ここんとこ全然作ってなかったんだからな……その差はでかいんじゃねぇのか? って思ってな……」
「大丈夫やって!」
雄介は冷蔵庫から俺が作った料理を取り出し、レンジの中へと入れる。
「メニューはオムレツやんな……」
「ああ……まぁな……」
やはり食べるまでは不安で仕方なかった。 だって本当に味見をしてないのだから。
部屋の中にレンジ特有の音が鳴り響く。
そんな音でさえ、俺は体をビクつかせてしまっていた。
(今日の俺……何でこんなにビビってんだろ?)
そんなことを思っていると、雄介は二人分のオムレツが乗ったお皿をテーブルへと運んで来る。
俺は不安を抱えながらもいつもの自分の席へと座る。
そして二人で『いただきます』を言うと、雄介はスプーンでオムレツを掬い、口の中へと運んだようだ。
雄介が感想を言うまで俺の胸はいつもとは違う速さで鼓動が波打っている。
「美味いやんか! むっちゃ、美味いで!」
そう笑顔で言う雄介だが、人の感想だけでは自信が持てない。
とりあえず俺も自分で作ったオムレツを口にしてみる。
だが雄介の言った通り大丈夫だったようだ。
「良かったー! 人に出せるような料理が出来たみたいで良かったわぁ」
「せやな……。 望はやれば出来るんやし……料理、やったらええやんか……」
「いいよ……。 俺は雄介が作る料理が好きなんだからよ……」
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