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【番外編】目覚めは君の笑顔
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※望視点
フッと俺が目を覚ますと窓から差し込む明かりが眩しくて、俺は目を細めながら目覚まし時計の時刻を見る。
すると、まだ起きる時間の一時間も前だった。
だから俺は二度寝を決め込んで再び布団の中へと潜り込む。
すると隣りで寝ている恋人の雄介の寝顔が飛び込んで来てしまった。
今の俺っていうのは眼鏡を掛けていない。 だから雄介の顔はぼんやりとしか見えないのだが、隣りに恋人が居るっていうのは幸せな気分だ。
だって俺の恋人っていうのは、いつ命を落としてもおかしくはない仕事をしているからこそ、朝の時間に恋人の寝顔を見るなんて事は滅多に見る事が出来ないからなのかもしれない。 そして、こうやって一緒に寝れる時だって月に数回位しかないのだから余計になのだ。
だから、こう特別な時間というのは大事にしたいと思っている。
今日の俺っていうのは雄介よりも先に起きてしまったのだから、その悔しい思いを悪戯心に火をつけ雄介の唇にそっと唇を重ねてやった。
普段の俺は雄介にこんなことはしない。 確かに俺は雄介のことが好きだが、何でか雄介の前や和也の前では雄介のことが好きだということをアピールしたくねぇんだよな。 やっぱ、そんな恥ずかしい姿なんか誰にも見せたくなぇしよ……。
だから、今日は特別なんだぜ……。
END
フッと俺が目を覚ますと窓から差し込む明かりが眩しくて、俺は目を細めながら目覚まし時計の時刻を見る。
すると、まだ起きる時間の一時間も前だった。
だから俺は二度寝を決め込んで再び布団の中へと潜り込む。
すると隣りで寝ている恋人の雄介の寝顔が飛び込んで来てしまった。
今の俺っていうのは眼鏡を掛けていない。 だから雄介の顔はぼんやりとしか見えないのだが、隣りに恋人が居るっていうのは幸せな気分だ。
だって俺の恋人っていうのは、いつ命を落としてもおかしくはない仕事をしているからこそ、朝の時間に恋人の寝顔を見るなんて事は滅多に見る事が出来ないからなのかもしれない。 そして、こうやって一緒に寝れる時だって月に数回位しかないのだから余計になのだ。
だから、こう特別な時間というのは大事にしたいと思っている。
今日の俺っていうのは雄介よりも先に起きてしまったのだから、その悔しい思いを悪戯心に火をつけ雄介の唇にそっと唇を重ねてやった。
普段の俺は雄介にこんなことはしない。 確かに俺は雄介のことが好きだが、何でか雄介の前や和也の前では雄介のことが好きだということをアピールしたくねぇんだよな。 やっぱ、そんな恥ずかしい姿なんか誰にも見せたくなぇしよ……。
だから、今日は特別なんだぜ……。
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