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そうやって息を大きく吐いた直後だっただろうか。 それと同時に腰の動きを止め、裕実の中へと熱い思いを吐き出すのだ。
激しく呼吸をも乱し、自分のモノを裕実の中から抜く和也。 そして床へと腰を下ろす。 裕実の方も今迄腰を高々と上げていたのだが、一気に床へと落とすのだ。 いや自ら落としたのではなく、もう体には力が入らないのだから重力で勝手に落ちてしまったと言っても過言ではないのかもしれない。
既に雄介達の方は呼吸を整えていたのであろう。 雄介と朔望は今日あった事の感想言い始めるのだ。
「ホンマ、たまにはみんなで楽しむっていうのも、ええやんなぁ」
「だろ? 僕達は一週間前に既にやってみてたんだけどね。 そりゃ、和也と僕とだったら、裕実さんと歩夢がヤらない訳ないじゃない?」
「ま、確かに、そうやけどなぁ」
「でも、まさか、雄兄さん達が一緒にヤってくれるとは思ってなかったけど……」
「そりゃな、なんや、他の人とヤるなんて事、滅多な事ではやれへんから、なんていうのか、やっぱ、そこは興味ってやつやんなぁ」
「ま、そうだよね。 で、雄兄さんはホント望兄さんに対して優しいっていうのかな?」
「ま、望の場合には、そうやらんと後で怒られてまうからな……」
きっとその部分は望には聞かれたくなかったのか、雄介は朔望の耳側で小さな声で言うのだ。
「ま、確かに、そうだよねぇ。 よく、雄兄さんはそんな望兄さんの事好きでいられるんだね」
「そこは、ま、望やからな。 俺はどんな望でも好きでいるって宣言したし……」
そうそこだけは急に堂々と言う雄介。
「いいんじゃない? だって、望兄さんだって、そんな雄兄さんの事を好きになったんだと思うしね」
そこへ呼吸を整えた和也が雄介達の中へと入って来たようだ。
「何々? 何を話してんのー?」
和也はそういうタイプだろう。 そう誰かが楽しく話をしていれば入って行くタイプなのだから。
「え? 望兄さんの事をねぇ」
「ま、俺の方も見てたけどさ、ま、望だと優しくやらないと後で怖いからな」
そこでクスクスとし始める和也。
だがその直後だっただろうか、三人の背後に付く人物達がいたようで、
「お前等なぁ、そんな事、話してねぇで、早くココを片付けてくれねぇかな?!」
低く怒ったような声が和也達のずっと上の方から聞こえて来ているのは気のせいであろうか。 フッと雄介がその声の方へと視線を向けると、望を始めに、背後にいたのは歩夢と裕実だ。 しかも仁王立ちをしていた。
それに気付いた雄介は、
「もう、今日は背後見ない方がええみたいやで……」
「はぁ?!」
その雄介の言葉に同時に声を上げる、和也と朔望。 だが人間というのは、見ない方がいいと言われると、つい見てしまう習性があるようで、思わず背後を見てしまった直後、和也も朔望も固まってしまったのは言うまでもないだろう。
「もう、こうなってしまった望の機嫌を治すのは無理やからっ! 早く片付けた方がええんやない?」
「確かにそうだよなぁ……裕実もああなったら、機嫌を直すの大変だし……」
そう言うとさっさと三人は望の言う通りに片付けを始めるのだった。 その後もこの三人の機嫌を直す方が大変だったとか。
END
激しく呼吸をも乱し、自分のモノを裕実の中から抜く和也。 そして床へと腰を下ろす。 裕実の方も今迄腰を高々と上げていたのだが、一気に床へと落とすのだ。 いや自ら落としたのではなく、もう体には力が入らないのだから重力で勝手に落ちてしまったと言っても過言ではないのかもしれない。
既に雄介達の方は呼吸を整えていたのであろう。 雄介と朔望は今日あった事の感想言い始めるのだ。
「ホンマ、たまにはみんなで楽しむっていうのも、ええやんなぁ」
「だろ? 僕達は一週間前に既にやってみてたんだけどね。 そりゃ、和也と僕とだったら、裕実さんと歩夢がヤらない訳ないじゃない?」
「ま、確かに、そうやけどなぁ」
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「そりゃな、なんや、他の人とヤるなんて事、滅多な事ではやれへんから、なんていうのか、やっぱ、そこは興味ってやつやんなぁ」
「ま、そうだよね。 で、雄兄さんはホント望兄さんに対して優しいっていうのかな?」
「ま、望の場合には、そうやらんと後で怒られてまうからな……」
きっとその部分は望には聞かれたくなかったのか、雄介は朔望の耳側で小さな声で言うのだ。
「ま、確かに、そうだよねぇ。 よく、雄兄さんはそんな望兄さんの事好きでいられるんだね」
「そこは、ま、望やからな。 俺はどんな望でも好きでいるって宣言したし……」
そうそこだけは急に堂々と言う雄介。
「いいんじゃない? だって、望兄さんだって、そんな雄兄さんの事を好きになったんだと思うしね」
そこへ呼吸を整えた和也が雄介達の中へと入って来たようだ。
「何々? 何を話してんのー?」
和也はそういうタイプだろう。 そう誰かが楽しく話をしていれば入って行くタイプなのだから。
「え? 望兄さんの事をねぇ」
「ま、俺の方も見てたけどさ、ま、望だと優しくやらないと後で怖いからな」
そこでクスクスとし始める和也。
だがその直後だっただろうか、三人の背後に付く人物達がいたようで、
「お前等なぁ、そんな事、話してねぇで、早くココを片付けてくれねぇかな?!」
低く怒ったような声が和也達のずっと上の方から聞こえて来ているのは気のせいであろうか。 フッと雄介がその声の方へと視線を向けると、望を始めに、背後にいたのは歩夢と裕実だ。 しかも仁王立ちをしていた。
それに気付いた雄介は、
「もう、今日は背後見ない方がええみたいやで……」
「はぁ?!」
その雄介の言葉に同時に声を上げる、和也と朔望。 だが人間というのは、見ない方がいいと言われると、つい見てしまう習性があるようで、思わず背後を見てしまった直後、和也も朔望も固まってしまったのは言うまでもないだろう。
「もう、こうなってしまった望の機嫌を治すのは無理やからっ! 早く片付けた方がええんやない?」
「確かにそうだよなぁ……裕実もああなったら、機嫌を直すの大変だし……」
そう言うとさっさと三人は望の言う通りに片付けを始めるのだった。 その後もこの三人の機嫌を直す方が大変だったとか。
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