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ー信頼ー90
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「……流石にそういう事になっちまうのかもな。 だから、親が来るっていうのは憂鬱な訳……」
「なぁ、それって、既に和也と裕実は別れて、今までの事、綺麗サッパリ諦めて、島を出て行くっていう事になるんか?」
「んー、まぁ、そういう事になるのかもな。 本当、今まで二人の事を簡単に考えてたのかもしれねぇよな。 だってさ、親が近くにいない分、自由に出来るようになった。 だから、こう自分が好きなように恋愛とかして、生活も自由で好き勝手やって来た結果っていうのかな?」
「……って、和也……どないしたん!? 今日の和也っていうのは、和也らしくないで……」
「いやー、たまに和也の奴って、思いっきりヘコむ事があるんだよな。 まぁ、普段が明るい分、何かが起きてしまうとめっちゃヘコむって言うのかな? 前に実琴が来た時もこんな感じだったしよ」
「実琴って……? あ、裕実の弟だったんやっけ? それで、和也の元恋人だったって言う」
「そうそう。 そん時も落ち込んで裕実と別れるような事言ってたしなぁ」
「俺はお袋が来る事に関して落ち込んでる訳じゃねぇんだよ。 もしかしたら、みんなと別れなきゃいけねぇかもしれねぇって事で落ちこんでだ」
「ほなら、先ず、和也のオカンの事を説得せなぁアカンのやろ? どうにか説得出来そうならええねんけどなぁ」
「まぁ、そういう事なんだけどな」
「とりあえず、まぁ、そないな話になった時に上手く、それと無しに同性同士について聞いてみる訳やんか……そいで、同性同士に抵抗が無い。 となれば問題はないんやけどな。 って事は、もし、そうじゃなかった場合は? って事やんな?」
「そういう事ですよね」
「とりあえず、和也は裕実とも別れたく無い訳やし、仕事も辞める気は無いって事でええやんな?」
「当たり前じゃねぇかぁ、俺はどんな事があろうとも裕実とは別れたくは無いからな!」
「それを再度確かめたかっただけやって……。 なぁ、今、言うてくれたやんか『どないな事が起きても別れたくはない』ってな……」
「そうですよー。 それなら、和也は落ち込んでる場合じゃないと思いますよ。 ちゃんと考えて下さいよ」
その裕実の言葉に今まで落ち込んでいた和也だったのだが、要約、目を覚ましたようで気合いを入れた直後いつもの和也を取り戻したようだ。
「なぁ、それって、既に和也と裕実は別れて、今までの事、綺麗サッパリ諦めて、島を出て行くっていう事になるんか?」
「んー、まぁ、そういう事になるのかもな。 本当、今まで二人の事を簡単に考えてたのかもしれねぇよな。 だってさ、親が近くにいない分、自由に出来るようになった。 だから、こう自分が好きなように恋愛とかして、生活も自由で好き勝手やって来た結果っていうのかな?」
「……って、和也……どないしたん!? 今日の和也っていうのは、和也らしくないで……」
「いやー、たまに和也の奴って、思いっきりヘコむ事があるんだよな。 まぁ、普段が明るい分、何かが起きてしまうとめっちゃヘコむって言うのかな? 前に実琴が来た時もこんな感じだったしよ」
「実琴って……? あ、裕実の弟だったんやっけ? それで、和也の元恋人だったって言う」
「そうそう。 そん時も落ち込んで裕実と別れるような事言ってたしなぁ」
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「ほなら、先ず、和也のオカンの事を説得せなぁアカンのやろ? どうにか説得出来そうならええねんけどなぁ」
「まぁ、そういう事なんだけどな」
「とりあえず、まぁ、そないな話になった時に上手く、それと無しに同性同士について聞いてみる訳やんか……そいで、同性同士に抵抗が無い。 となれば問題はないんやけどな。 って事は、もし、そうじゃなかった場合は? って事やんな?」
「そういう事ですよね」
「とりあえず、和也は裕実とも別れたく無い訳やし、仕事も辞める気は無いって事でええやんな?」
「当たり前じゃねぇかぁ、俺はどんな事があろうとも裕実とは別れたくは無いからな!」
「それを再度確かめたかっただけやって……。 なぁ、今、言うてくれたやんか『どないな事が起きても別れたくはない』ってな……」
「そうですよー。 それなら、和也は落ち込んでる場合じゃないと思いますよ。 ちゃんと考えて下さいよ」
その裕実の言葉に今まで落ち込んでいた和也だったのだが、要約、目を覚ましたようで気合いを入れた直後いつもの和也を取り戻したようだ。
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