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ー信頼ー68
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「まぁ、仕方ねぇよなぁ。 ホント、俺達っていうのはさ、暫く、恋人同士でイチャイチャとかっていうのはしてなかったから裕実が恥ずかしがる理由っていうのも望が恥ずかしがる理由っていうのも分かるような気がするしな。 でも、それはそれでいいんじゃねぇのかな? だって、初めの頃みたいで初々しくってさ。 このままじゃあ、いつまで経っても友達以上恋人未満のままじゃあ、いられないだろ? 恋人同士になっていたいんだったら、前のようにイチャイチャしたりしないと、だろ?」
その和也の言葉に裕実は何かが吹っ切れたのか、和也の事を見上げ、
「やっぱり、和也ってカッコいいです! 分かりました! 今日からはもう和也とイチャイチャな事やラブラブな事をします!」
和也は裕実の言葉に笑顔になると裕実の体を抱き締めるのだ。
そこへご飯を運んで来た雄介は、
「ええなぁ、和也は……」
そう言い今度、望の方へと視線を向けるのだが、望の方は雄介から視線を外し反対側を向いてしまう。 望らしい態度に見えない所で軽く息を吐く雄介。
「ほなら、和也達はまた恋人に戻れたみたいやし、ご飯食べ終わったらゆっくりと恋人同士の時間過ごしたらええんやない? 俺はまだまだやる事あるしな。 今日、望とゆっくりとしてる暇っていうのはあるのかどうなのかっていうのは分からんしな」
「え? そうなのか?」
「それなら、僕達も手伝いますよー」
「いや、それはええって……。 望とやったら出来る事やし、和也達はゆっくりとしてきてなぁ」
雄介はそう言うとご飯を食べ始める。
「そっか……それなら俺達の方は遠慮なく」
和也はきっとそんな風に言っている雄介に何か気付いたのであろう。 だから敢えてもう何も言わなくなってしまったのかもしれない。 そして、ご飯を食べ終えた裕実と和也は部屋へと向かうのだ。
リビングへと残されてしまった雄介と望。 本当に二人にだって二人きりの時間なのだが、逆に二人の間には会話が無いように思える。
雄介はキッチンへと立ち、洗い物を始めるとその空間には洗い物の音しか響いてこない。
そんな中、望はさっき雄介が言っていた事が気になったのか、
「なぁ、さっきお前が言ってた『やらなきゃいけない事』ってなんなんだよー」
「ああ、それか? んー、せっかく、和也達の方は恋人として戻れた訳やし、それを邪魔しちゃアカンって思うてな……そう言っておいただけなんやって。 まぁ、特にやる事はないんやけどな……」
「それじゃあ、いいんだな」
そう望は意味ありげに言うのだ。
その和也の言葉に裕実は何かが吹っ切れたのか、和也の事を見上げ、
「やっぱり、和也ってカッコいいです! 分かりました! 今日からはもう和也とイチャイチャな事やラブラブな事をします!」
和也は裕実の言葉に笑顔になると裕実の体を抱き締めるのだ。
そこへご飯を運んで来た雄介は、
「ええなぁ、和也は……」
そう言い今度、望の方へと視線を向けるのだが、望の方は雄介から視線を外し反対側を向いてしまう。 望らしい態度に見えない所で軽く息を吐く雄介。
「ほなら、和也達はまた恋人に戻れたみたいやし、ご飯食べ終わったらゆっくりと恋人同士の時間過ごしたらええんやない? 俺はまだまだやる事あるしな。 今日、望とゆっくりとしてる暇っていうのはあるのかどうなのかっていうのは分からんしな」
「え? そうなのか?」
「それなら、僕達も手伝いますよー」
「いや、それはええって……。 望とやったら出来る事やし、和也達はゆっくりとしてきてなぁ」
雄介はそう言うとご飯を食べ始める。
「そっか……それなら俺達の方は遠慮なく」
和也はきっとそんな風に言っている雄介に何か気付いたのであろう。 だから敢えてもう何も言わなくなってしまったのかもしれない。 そして、ご飯を食べ終えた裕実と和也は部屋へと向かうのだ。
リビングへと残されてしまった雄介と望。 本当に二人にだって二人きりの時間なのだが、逆に二人の間には会話が無いように思える。
雄介はキッチンへと立ち、洗い物を始めるとその空間には洗い物の音しか響いてこない。
そんな中、望はさっき雄介が言っていた事が気になったのか、
「なぁ、さっきお前が言ってた『やらなきゃいけない事』ってなんなんだよー」
「ああ、それか? んー、せっかく、和也達の方は恋人として戻れた訳やし、それを邪魔しちゃアカンって思うてな……そう言っておいただけなんやって。 まぁ、特にやる事はないんやけどな……」
「それじゃあ、いいんだな」
そう望は意味ありげに言うのだ。
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