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ー希望ー54
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「まぁ、そういうことやんな」
「それに、告白の返事をするのに邪魔してたのは和也だったしさ。 でも、まさか、和也までが俺のことを好きだとは思ってなかったぜ。 アイツとはこの病院に入った時から一緒だったし、やっぱ、俺的には和也のこと友達とか親友とかしか思ってはなかったからな」
「和也とはそんなに長く居るん?」
「アイツとは本当に長い付き合いだからな。 それに同い年だし、気が合ったりはしてたみたいなんだけど、やっぱ、俺的には和也のことを恋愛対象としては見ていなかったってことだな。 お前と出会う前はアイツと遊んでたりしてたし」
「って、何して遊んでたん?」
「んー、まぁ、遊ぶってより、飯とかは仕事が終わった後によく食べに行ってたかな? 後はアイツに付き合わされてカラオケとかさボーリングとかな」
「そんなに和也とは仲が良かったん?」
「まぁ、とりあえずはな。 もしかしたら、アイツのことだから、俺を雄介に取られるのが嫌だったのかもしれねぇよな。 だから、俺が雄介に告白の返事をする時に邪魔してきたのかもしれねぇぜ。 アイツ、一人っ子みたいだから、何気に寂しがり屋なのかもしれねぇな。 俺もそうだし、今は兄弟が居るってのを知ったけどさ、物心付いた時にはもう兄弟はいなかった訳だしな」
「あー、確かに、そうかもしれへんなぁ。 人間って恋人が出来ると友達より恋人優先になってまう奴が多いしな。 せやから、和也の場合はそうしてもうたのかもしれへんな」
「後はお前への嫉妬もあったのかもな。 俺、和也の気持ちも知らないで、和也にお前のことを相談してたりしてたからさ」
「そうやったん?」
「やっぱ、俺的には和也のこと親友としか思ってなかったからさ、だから、軽く和也に相談しちまってたからな」
「せやねー、その二つのことが和也ん中にはあったのかもしれへんな。 それに、あん頃は俺達も若かった訳やし、早く恋人が欲しいと思ってたんやろな? 和也って実琴と昔は付き合ってたんやろ?」
「……らしいぜ」
「まぁ、和也のタイプは望やなくて、案外、裕実や実琴やったんやろうなぁ。 それに、和也が言っておったんやけど、『俺には望のことを扱うことは出来なかった』ってな」
「それに、告白の返事をするのに邪魔してたのは和也だったしさ。 でも、まさか、和也までが俺のことを好きだとは思ってなかったぜ。 アイツとはこの病院に入った時から一緒だったし、やっぱ、俺的には和也のこと友達とか親友とかしか思ってはなかったからな」
「和也とはそんなに長く居るん?」
「アイツとは本当に長い付き合いだからな。 それに同い年だし、気が合ったりはしてたみたいなんだけど、やっぱ、俺的には和也のことを恋愛対象としては見ていなかったってことだな。 お前と出会う前はアイツと遊んでたりしてたし」
「って、何して遊んでたん?」
「んー、まぁ、遊ぶってより、飯とかは仕事が終わった後によく食べに行ってたかな? 後はアイツに付き合わされてカラオケとかさボーリングとかな」
「そんなに和也とは仲が良かったん?」
「まぁ、とりあえずはな。 もしかしたら、アイツのことだから、俺を雄介に取られるのが嫌だったのかもしれねぇよな。 だから、俺が雄介に告白の返事をする時に邪魔してきたのかもしれねぇぜ。 アイツ、一人っ子みたいだから、何気に寂しがり屋なのかもしれねぇな。 俺もそうだし、今は兄弟が居るってのを知ったけどさ、物心付いた時にはもう兄弟はいなかった訳だしな」
「あー、確かに、そうかもしれへんなぁ。 人間って恋人が出来ると友達より恋人優先になってまう奴が多いしな。 せやから、和也の場合はそうしてもうたのかもしれへんな」
「後はお前への嫉妬もあったのかもな。 俺、和也の気持ちも知らないで、和也にお前のことを相談してたりしてたからさ」
「そうやったん?」
「やっぱ、俺的には和也のこと親友としか思ってなかったからさ、だから、軽く和也に相談しちまってたからな」
「せやねー、その二つのことが和也ん中にはあったのかもしれへんな。 それに、あん頃は俺達も若かった訳やし、早く恋人が欲しいと思ってたんやろな? 和也って実琴と昔は付き合ってたんやろ?」
「……らしいぜ」
「まぁ、和也のタイプは望やなくて、案外、裕実や実琴やったんやろうなぁ。 それに、和也が言っておったんやけど、『俺には望のことを扱うことは出来なかった』ってな」
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