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ー過去ー147

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  雄介は身長があって体を鍛えているというだけあってか、がっちりとした体型をしている。 そして外で作業や訓練しているだけあってか肌の方は少し黒い。 だからなのか白色というのはその焼けている肌には余計に映えているのかもしれない。 しかし本当に望の想像以上に雄介のKC姿というのは似合っていて、もしかしたら望の鼓動というのは想像以上に高鳴っているだろう。

「望……ナース服も似合っておるやんか……。 ミニスカートの方もむっちゃ似合っとるしな……」

 そう言いながら雄介はミニスカートから出ている白くて長い望の足を撫でミニスカートの中へと手を滑り込ませるのだ。

「ちょ、おい……! それは……ん!」
「それは……なんやねん……。 嫌な訳ないやろ? 今日の望は、もう、足だけでピクン、ピクンって反応してんやからなぁ。 ホンマ、望の肌っていうのは……相変わらずスベスベやんか……」

 そう言いながら雄介の方は久しぶりの望の感触を楽しんでいるようだ。

「やぁ……止めろって……」
「『やめろ』って……どういう意味なん? いきなり、内股は嫌やったっていう意味なんか? ほなら、望は上から順番に攻めていった方がええって事なんか?」

 その雄介の言葉に思いっきり首を振る望。

「ほなら、どういう意味やねんなぁ? そういう事は口で言うてくれへんと分からんのやけど」
「お前となら……どこからでもいいんだよ。 好きなんだからよっ……」

 その望の言葉に雄介はクスリと微笑むと、

「ゴメンな……望……。 言うの忘れておったわぁ。 普通、そういう事って俺から囁くもんやんな」

 雄介は一旦、望から離れてからもう一度望へと近付くと久しぶりに望の柔らかく温もりがある唇へと触れるのだ。

 そして望の前髪を掻き上げ額にもキスをすると、

「俺は、ずっとずっと望の事が好きやからな。 絶対にこれからも望の事を好きやって事も誓うし」

 雄介は望の頬を両手で包むと、ゆっくりと望の頬を撫で再び唇へとキスを落とすのだが、今度は先程とは違い触れるだけのキスではなく望の口の中へと舌を忍ばせ望の舌を見つけると絡ませるのだ。

 すると望は鼻から甘い息を吐き出す事によって雄介の事を誘ってるようにも思えるような仕草だ。

「久しぶりやから忘れてまったんか? 望……もっと舌出して……気持ちようしたるから……」

 甘く優しく男らしい雄介の声に望は誘導され、望は雄介の言う通りに舌を出すと雄介はその出された舌を水音を立てて吸い上げる。
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