1,385 / 2,140
ー過去ー128
しおりを挟む
「別に俺達はお前達の邪魔しようとかって思ってねぇし……大丈夫だからよ。 とりあえずさ、明日の夜は望の家でちょっとしたパーティーみたいな事はしたいかな? ま、一日早いけどさ……それに明日の夜は雄介もいないんだろ? ま、それが終われば俺達の方は帰るからさ」
「本当にお前はお祭り好きだよな。 ま、明日の二十三時五十九分までにならいいかもー」
「なんだよそれー。 ま、分からないでもないけどな。 とりあえず、明日は実琴とは別れを告げて、それから、望の場合には誕生日パーティーで裕実とは再出発パーティーって事でいいんじゃねぇ?」
久しぶりに和也の元気いっぱいの表情に望の方は安心したのか机に向かって仕事を始めるのだ。
それから直ぐに裕実は掃除を終わらせると和也と裕実の方は先に上がって望の方はその一時間後に仕事を終わらせると家へと向かう。
今日は昨日とは違い一人ではない。 家に帰宅すれば温もりがある。 そう今日はきっと雄介が夕飯を作って待っていてくれるだろう。
そしていつもと変わらない道を渋滞もなくすんなりと帰宅する望。
家のドアを開けると望の方はいつもと変わらない雄介の笑顔を見て安心したようだ。
「おかえり」
「ただいま」
『ただいま』と言えば返事がある家。 やはりそこにさえ今は小さな幸せを感じるくらいだ。
「今日はやなぁ、カレーやでー!」
「カレーか……俺も丁度食べたくなってたし、良かったよ」
「そうやったん? 作ったかいがあったってもんやんなぁ」
「そうだな」
雄介が先頭にリビングへと向かうと望の方はソファに上着を鞄を置きテーブルへと向かうのだ。
雄介の方は冷めてしまったカレーを温める為にキッチンへと立つ。
「やっと、裕実と和也が本当のカップルになれるみたいだぜ」
「……へ? どういう事なん?」
「昨日さぁ、俺等、仕事の帰りに焼肉屋に寄ったんだけどさ、たまたま新城と本宮君の方も来ていたみたいでさ、俺等はその隣の個室にしたんだけどな。 そん時、本当に行儀の悪い和也が隣にいる新城達の個室の方に耳を当てて聞いてたみたいなんだけどな。 ま、とりあえずは色んな話はしてたみたいなんだけど、いきなり、人気がなくなったらしいんだよな。 でもな、駐車場には新城の車が置いてあったし、それだったら新城達はまだいるって事になるだろ? ま、食べ終わったって事もあったしさ、俺達の方は焼肉屋の方を出たんだけど。 それから、今日仕事が終わってから和也が俺達の部屋に入って来て、昨日の新城と実琴は焼肉屋でヤったって話をどうやら和也は聞いたらしいんだよな。 そうそう! よくよく考えてみたら、本宮さんと和也っていうのはまだ完全に別れてない訳だろ? で、本宮さんの方は昨日、新城とヤったって話が正しい情報であるならば本宮さんは浮気したって事になるんじゃねぇか? ってなったんだよな。 そしたら、それをきっかけに和也の方は本宮さんと別れるきっかけっていうのが出来たって事になるんじゃねぇのかな? って思ってさ……」
「本当にお前はお祭り好きだよな。 ま、明日の二十三時五十九分までにならいいかもー」
「なんだよそれー。 ま、分からないでもないけどな。 とりあえず、明日は実琴とは別れを告げて、それから、望の場合には誕生日パーティーで裕実とは再出発パーティーって事でいいんじゃねぇ?」
久しぶりに和也の元気いっぱいの表情に望の方は安心したのか机に向かって仕事を始めるのだ。
それから直ぐに裕実は掃除を終わらせると和也と裕実の方は先に上がって望の方はその一時間後に仕事を終わらせると家へと向かう。
今日は昨日とは違い一人ではない。 家に帰宅すれば温もりがある。 そう今日はきっと雄介が夕飯を作って待っていてくれるだろう。
そしていつもと変わらない道を渋滞もなくすんなりと帰宅する望。
家のドアを開けると望の方はいつもと変わらない雄介の笑顔を見て安心したようだ。
「おかえり」
「ただいま」
『ただいま』と言えば返事がある家。 やはりそこにさえ今は小さな幸せを感じるくらいだ。
「今日はやなぁ、カレーやでー!」
「カレーか……俺も丁度食べたくなってたし、良かったよ」
「そうやったん? 作ったかいがあったってもんやんなぁ」
「そうだな」
雄介が先頭にリビングへと向かうと望の方はソファに上着を鞄を置きテーブルへと向かうのだ。
雄介の方は冷めてしまったカレーを温める為にキッチンへと立つ。
「やっと、裕実と和也が本当のカップルになれるみたいだぜ」
「……へ? どういう事なん?」
「昨日さぁ、俺等、仕事の帰りに焼肉屋に寄ったんだけどさ、たまたま新城と本宮君の方も来ていたみたいでさ、俺等はその隣の個室にしたんだけどな。 そん時、本当に行儀の悪い和也が隣にいる新城達の個室の方に耳を当てて聞いてたみたいなんだけどな。 ま、とりあえずは色んな話はしてたみたいなんだけど、いきなり、人気がなくなったらしいんだよな。 でもな、駐車場には新城の車が置いてあったし、それだったら新城達はまだいるって事になるだろ? ま、食べ終わったって事もあったしさ、俺達の方は焼肉屋の方を出たんだけど。 それから、今日仕事が終わってから和也が俺達の部屋に入って来て、昨日の新城と実琴は焼肉屋でヤったって話をどうやら和也は聞いたらしいんだよな。 そうそう! よくよく考えてみたら、本宮さんと和也っていうのはまだ完全に別れてない訳だろ? で、本宮さんの方は昨日、新城とヤったって話が正しい情報であるならば本宮さんは浮気したって事になるんじゃねぇか? ってなったんだよな。 そしたら、それをきっかけに和也の方は本宮さんと別れるきっかけっていうのが出来たって事になるんじゃねぇのかな? って思ってさ……」
0
お気に入りに追加
193
あなたにおすすめの小説

いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
僕たち、結婚することになりました
リリーブルー
BL
俺は、なぜか知らないが、会社の後輩(♂)と結婚することになった!
後輩はモテモテな25歳。
俺は37歳。
笑えるBL。ラブコメディ💛
fujossyの結婚テーマコンテスト応募作です。
ハイスペックED~元凶の貧乏大学生と同居生活~
みきち@書籍発売中!
BL
イケメン投資家(24)が、学生時代に初恋拗らせてEDになり、元凶の貧乏大学生(19)と同居する話。
成り行きで添い寝してたらとんでも関係になっちゃう、コメディ風+お料理要素あり♪
イケメン投資家(高見)×貧乏大学生(主人公:凛)

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる