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ー海上ー28

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「あ、ああ……」

 望はそういう風に言われて更に照れ臭そうに返事をするのだ。

「ほな、望の中に望が言ったの入れるな」

 雄介はそう言うと玩具を手にして望の前へと差し出す。

「……ん? 雄介……どうした?」
「コレを、まず、どうするん?」
「はぁ!?」

 雄介のその問い掛けにどう答えたらいいのか? っていうのが分かっていないのか望は雄介へと視線を合わせる。

「ん?」

 その望の反応に雄介の方もそういう反応をし、

「とりあえず、俺のモノを望の中に挿れる前にやる事やろ?」

 今まで望は雄介が言ってる意味が分かってなかったようなのだが、流石の望も雄介にそこまで言われてやっと分かったのであろう。 顔を真っ赤にして恥ずかしそうに雄介の事を見上げる。

「そういう顔をするって事はわかったって事なんやろ? それを今日は望がしてな……って事なんやけどな。 ん……まぁ、その間、俺は望の中を指で慣らしておくし」

 雄介はそう言うと望にその雄介のモノに似た黒色の玩具を渡すのだ。

 望の方は一応その玩具を手にしたのだが未だに恥ずかしいのか、その玩具を目の前にして口に咥えるにを躊躇しているようだ。

 その間に雄介は望の膝を曲げて足を開かせると望のモノをゆっくりと扱き始める。

「ぁ! ……いやぁ……!」

 いきなりの雄介の行動に無意識のうちに声を上げてしまう望。

「今の声……めっちゃええわぁ。 なんやろな? わざとらしくないっていうんかな? 俺のムスコさんに直撃って感じがしたしな。  せやけど、ちゃんと、その玩具咥えて、痛い思いするのは望の方なんやしな」

 今日の雄介は調子に乗っているのかローションを手にすると望のモノにそのローションを垂らし更に扱き始める。

 ここは地下室だからであろうか? その音はこの地下室によく響いて聞こえているような気がする。

 雄介は望のモノを扱きながらももう片方の指は望の後ろの蕾へと入れるのだ。

「ぁ……ぁあ! はぁ……ん!」

 望の方は声と共に体の方もビクリとさせ気持ち良さに耐えるかのように喉を反らして必死に枕を掴んでいる。

「望……? この音、聞こえておるか?このイヤらしい音なぁ、望の中から聞こえておるんやで。 ん? 気持ちええか? もう、腰の方も動いてきてるみたいやしな。 それに中で俺の指をガッチリと咥え込んで離さないって言わんばかりにしとるし。 しかも、めっちゃ指誘導しとるみたいなんやけど」
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