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ー海上ー18

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 ほぼ初めて使用した玩具は望の体にはどうやら刺激が強すぎたらしい。 体の方はいつも以上にピクピクと反応し口からは望可愛い声も漏れてくる。

 まだ一応服の上からなのにも関わらず今からもうこんな反応をしていたら、これから一番敏感な部分に当てられてしまったら望はどうなってしまうのであろうか?

 雄介はそんな望の様子を見ていたのだが、やはり見ているだけといのには耐えられなくなってしまったのか、もう一つ玩具を用意するとズボンの上から望のモノを刺激する。

 その直後、望の口からは今までに聞いた事のないような声が漏れた来た。

「ぁ……ぁああああん!」

 声と共に腰動かし背中を反らせる望。

「望は玩具が好きやねんなぁ、それやったら、早く買うてくれば良かったわぁ。 こないに体ビクつかせて……もしかして、俺に触れられるよりか気持ち良かったりしてな」

 雄介のその言葉に望は一瞬どう答えたらいいのか? っていうのが分からなかったのだが、

「お前……それ本気で言ってるのか?」

 何故か望の方は真剣な瞳になって雄介の事を見上げる。

 流石の雄介もその望の視線に気付いたのか急に焦ったかのような表情になると、

「へ? 俺、なんか悪い事でも言ったか?」
「自覚がないのならいい」

 望はそう言うと雄介とは反対側を向いてしまう。

 その望の行動に雄介が気付かない訳がないだろう。

「何か俺が悪い事を言うたから、急に望の機嫌が悪くなってしもうたんやろ? 俺には意味分からんかったし、それ、望の口から言うて……」

 そんな雄介の言葉に望は更にうつ伏せになってしまう。

 その望の行動に雄介はため息を吐くと、

「言うてくれへんと分からん事やってあるんやし、人っていうのは超能力者以外は人の心を読むって能力なって持ってないんやから、教えてくれへんと……」
「な、マジでお前本当に自覚ねぇの?」

 その質問に再び戸惑う雄介。

「え? あ、ま、まぁな……」

 雄介は望から視線を外すと瞳を宙へと漂わせ後頭部を掻く仕草をしてしまっている。

 望は雄介のその行動にため息を吐くとベッドの上へと座り雄介の視線に合わせるように視線を上げると、

「お前が意地悪なままで俺に責めるのは構わない、だけど、言葉には気を付けて貰わないとなんだけどな。 その言葉で喧嘩の原因にもなるんだしさ」
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