【1/完結】ノンケだった俺が男と初体験〜ツンデレ君には甘いハチミツを〜

綺羅 メキ

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ー波乱ー94

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 雄介その反応に望はもそもそと動き出すと雄介のモノを口へと咥える。

 望は舌と口を使い舌先を使って雄介のモノの先端部分を舐め滑りが良くなるように唾液を含ませると部屋内には水音が響き渡るのだ。

「んっ!」

 確かにまだまだ望の場合にはその行為は上手くはないのだが愛しい恋人にそんな事をされたら気持ちいいに決まっている。 雄介はその望の行為に声を詰まらせていた。

 その雄介の反応に望は雄介の事を見上げ余裕そうな笑みを見せると再び望は雄介のモノを口に咥えて先程と同じような動きをし始める。

 しかし今日は手首に手錠をされてしまっている望。 手を雄介のモノに添えてない姿というのはいつも以上にこう色っぽさというのか興奮度が増しているような気がする。

 雄介のモノは望の唾液で濡れ、それが月明かりで照らされると、より一層興奮度が増してくる。

 今日の望は積極的で雄介の方が度肝を抜かされてる感じがするものの、その姿が段々と愛おしく感じてきているようだ。

 雄介は一生懸命、雄介のモノを舐め咥えている望の背中を撫でる。

「ぁ……んっ!」

 雄介はそう小さな声を上げろとどうやら望は雄介のポイントを突いたようだ。

 更に望の方は笑みを浮かべて雄介のモノを更に激しく上下へと動かし始め、

「なぁ……望……? めっちゃ、嬉しいねんけど……そろそろ……ん……ストップさせてぇな……俺の方が今日は先に達ってまうし……」

 その雄介の言葉に望は雄介のモノから一旦離れ雄介の顔を見上げると唇はもう唾液なのか雄介の透明な液体なのかは分からないのだが月明かりだけでもハッキリと分かるようにキラキラと光っていた。 雄介はその姿に息を飲む。

 手が手錠で塞がれていなければ望はその唾液で濡れた唇を手で拭っていたのであろうが今日はそれさえも出来ない状態だったからなのかもしれない。

 雄介はその濡れた唇に誘われるかのように自然と唇を重ねる。

 ただちょっと違うのは触れるだけの優しいキスというところであろうか。

 それだけでも今日の望は嬉しいのか雄介が唇から離れて行った後も愛おしそうに雄介の事を見つめていた。

「ホンマ……今日の望は俺の事、誘ってるって感じにしか見えんようになってきたわぁ……今日はもうホンマに我慢出来へん……」

 雄介はそこで言葉を一旦切ると、もう一度、望の耳側に唇を寄せ、

「もう、望の中で達かせて……」

 と囁くのだ。
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