847 / 2,140
ー波乱ー55
しおりを挟む
※モブ×裕実表現あり
大丈夫な方どうぞ。
「はぁ……ん……お願いです……僕の中に……っ……貴方様のモノを……下さい……」
その男性は裕実はこの病室にはいないと言っていったのに、この男性の病室の布団の中から和也の恋人である裕実の声が聴こえてくる。
だが、その裕実は懇願するかのようにその男性のモノを何でか求めていた。
そして、裕実はその布団の中から這い出てくると、その男性の首に両腕を回して、男性のお腹の上でねだるように自分の腰を振って、男性のお腹の上で自分のモノを擦り付けている。
その裕実の行動に固まる和也。
そりゃ、和也がその裕実の行動を見て固まるのは当然な事だろう。 だって、仕事中でもあって裕実には和也という恋人がいるのだから。 しかも、今の裕実はその男性に向かって色目使い懇願してしまっているのだから。
だが、とりあえず、和也はその裕実の行動に冷静になって考えてみる事にした。
よくよく考えてみたら和也がいるのに裕実がこんな事をする筈がない。 そう、普段の裕実からしてみたら絶対にしない行動だ。
それに、裕実だって十分に和也の事が好きなのは分かっている事。 そして、普段の裕実というのは真面目な性格なのだから、こうやって、浮気する訳もない。 しかも、思いっきり仕事中にだ。
それを思った和也は自分の中で何か答えが出たのか、
「そういう事か……」
と急に納得したようだ。
そして和也は今まで考えている間、頭を俯けていたのだが何かピンと来たものがあったのか顔を上げると、
「そうか……君は私としたいんだね。 じゃあ、先ずはココを慣らしてあげよう」
その男性は裕実が着ている制服のズボンを少し下ろすと、わざと和也に見せるように裕実の中へと指を入れていく。
すると裕実はその男性の病院服を掴んで、
「痛っ……痛いですよ……っ!」
和也はその今さっきの一瞬の時に目を瞑ってしまっていたのだが次の瞬間には目を見開く。
「か、和也さん……」
そう途切れ途切れに言ってくる裕実。
「……へ?」
裕実は和也の名前を呼んで明らかにこう裕実は和也に向かって助けを求めているという感じだ。 和也はいつもの表情へと戻すと、
「おい! いい加減にしやがれっ! 俺の裕実を離せって言ってんだ!」
「この私に向かってそんなにデカイ口を叩いてもいいのかな? 私が君の事をクビにしてもいいんだよ」
「今の俺にはそんな事は関係ないんだよっ! 俺は……病院をクビになっても構わないと思っているから、別に構わないんだからな……でも、裕実は一人しかいねぇんだから、渡したくはねぇんだよ。 だから、俺は裕実さえ離してくれればなんでもする。 土下座だって何でも……だから、裕実だけは返してくれねぇか? いや、本当に愛しているからこそ、裕実を返して下さい」
大丈夫な方どうぞ。
「はぁ……ん……お願いです……僕の中に……っ……貴方様のモノを……下さい……」
その男性は裕実はこの病室にはいないと言っていったのに、この男性の病室の布団の中から和也の恋人である裕実の声が聴こえてくる。
だが、その裕実は懇願するかのようにその男性のモノを何でか求めていた。
そして、裕実はその布団の中から這い出てくると、その男性の首に両腕を回して、男性のお腹の上でねだるように自分の腰を振って、男性のお腹の上で自分のモノを擦り付けている。
その裕実の行動に固まる和也。
そりゃ、和也がその裕実の行動を見て固まるのは当然な事だろう。 だって、仕事中でもあって裕実には和也という恋人がいるのだから。 しかも、今の裕実はその男性に向かって色目使い懇願してしまっているのだから。
だが、とりあえず、和也はその裕実の行動に冷静になって考えてみる事にした。
よくよく考えてみたら和也がいるのに裕実がこんな事をする筈がない。 そう、普段の裕実からしてみたら絶対にしない行動だ。
それに、裕実だって十分に和也の事が好きなのは分かっている事。 そして、普段の裕実というのは真面目な性格なのだから、こうやって、浮気する訳もない。 しかも、思いっきり仕事中にだ。
それを思った和也は自分の中で何か答えが出たのか、
「そういう事か……」
と急に納得したようだ。
そして和也は今まで考えている間、頭を俯けていたのだが何かピンと来たものがあったのか顔を上げると、
「そうか……君は私としたいんだね。 じゃあ、先ずはココを慣らしてあげよう」
その男性は裕実が着ている制服のズボンを少し下ろすと、わざと和也に見せるように裕実の中へと指を入れていく。
すると裕実はその男性の病院服を掴んで、
「痛っ……痛いですよ……っ!」
和也はその今さっきの一瞬の時に目を瞑ってしまっていたのだが次の瞬間には目を見開く。
「か、和也さん……」
そう途切れ途切れに言ってくる裕実。
「……へ?」
裕実は和也の名前を呼んで明らかにこう裕実は和也に向かって助けを求めているという感じだ。 和也はいつもの表情へと戻すと、
「おい! いい加減にしやがれっ! 俺の裕実を離せって言ってんだ!」
「この私に向かってそんなにデカイ口を叩いてもいいのかな? 私が君の事をクビにしてもいいんだよ」
「今の俺にはそんな事は関係ないんだよっ! 俺は……病院をクビになっても構わないと思っているから、別に構わないんだからな……でも、裕実は一人しかいねぇんだから、渡したくはねぇんだよ。 だから、俺は裕実さえ離してくれればなんでもする。 土下座だって何でも……だから、裕実だけは返してくれねぇか? いや、本当に愛しているからこそ、裕実を返して下さい」
0
お気に入りに追加
193
あなたにおすすめの小説

いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ハイスペックED~元凶の貧乏大学生と同居生活~
みきち@書籍発売中!
BL
イケメン投資家(24)が、学生時代に初恋拗らせてEDになり、元凶の貧乏大学生(19)と同居する話。
成り行きで添い寝してたらとんでも関係になっちゃう、コメディ風+お料理要素あり♪
イケメン投資家(高見)×貧乏大学生(主人公:凛)

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる