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ー空間ー23
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その望の違和感の首を傾げる和也。
「あー! 望! まったくもう! 俺の方まで焦っちまったじねぇか、目に所に手当ててみろよ。 眼鏡がねぇんじゃねぇのか?」
和也は望の違和感にやっと気付いたのか手をポンと叩くと指摘する。 そして机の上に放置されている望の眼鏡を手にすると望に眼鏡を渡すのだ。
「あ! そうだ! 確かに眼鏡掛けるの忘れてたのかもしんねぇ」
「……ったく。 望、朝から勘弁してくれよ。 本気で何かの病気なのかと思ったぜ」
朝から、いきなりの望のボケに和也は呆れながら息を吐く。
「悪い……悪い……昨日、机の上に眼鏡置いておいたの忘れてただけだからさ。 じゃあ、まぁ、とりあえず俺は風呂に入ってくるな」
そう言うと望は眼鏡のおかげでスッキリ見えるようになったのか今度は真っ直ぐにお風呂場へと向かうのだ。
そんな朝の望の行動に和也はクスリとするとソファへと座る。
今日の朝というのは昨日とは逆な感じだ。 昨日は望が先に起きてのんびりとしておたのだが、今日は望の後に起きて今は和也がソファでのんびりとしているのだから。
フッと和也の方も気付くと、ついこの間まで隣にいた裕実の姿はない。
ある時期ずっと和也の隣には裕実の姿があったのだが、今は和也の下で教えてもらう事はなくなったのか違う所で働いている。
「あー! 望! まったくもう! 俺の方まで焦っちまったじねぇか、目に所に手当ててみろよ。 眼鏡がねぇんじゃねぇのか?」
和也は望の違和感にやっと気付いたのか手をポンと叩くと指摘する。 そして机の上に放置されている望の眼鏡を手にすると望に眼鏡を渡すのだ。
「あ! そうだ! 確かに眼鏡掛けるの忘れてたのかもしんねぇ」
「……ったく。 望、朝から勘弁してくれよ。 本気で何かの病気なのかと思ったぜ」
朝から、いきなりの望のボケに和也は呆れながら息を吐く。
「悪い……悪い……昨日、机の上に眼鏡置いておいたの忘れてただけだからさ。 じゃあ、まぁ、とりあえず俺は風呂に入ってくるな」
そう言うと望は眼鏡のおかげでスッキリ見えるようになったのか今度は真っ直ぐにお風呂場へと向かうのだ。
そんな朝の望の行動に和也はクスリとするとソファへと座る。
今日の朝というのは昨日とは逆な感じだ。 昨日は望が先に起きてのんびりとしておたのだが、今日は望の後に起きて今は和也がソファでのんびりとしているのだから。
フッと和也の方も気付くと、ついこの間まで隣にいた裕実の姿はない。
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