177 / 2,140
ー記憶ー120
しおりを挟む
「望も俺と同じ気持ちでいてくれたんなら良かったわぁ」
更に雄介は抱きしめていた腕に力を込めるのだ。
「も、我慢なんかせぇへんで」
「はぁ!? お前、何言ってんだよ! ここでなのか!? 時間ねぇんだけど」
「後、一時間くらいはあんねんやろ?」
「あ、ああ、まぁな」
今の時間は何処も昼休みに入ったのかこの診察室周辺は静かになっていた。
そう全く人の気配がない状態と言う事だ。
「ほなら」
「……ああ。 その前にお前、体の方は平気なのか? なら、点滴外してやるよ」
「元気なのか取り柄みたいなもんやし、もう、平気やから」
「そうか、なら」
そう言って望は雄介に付けていた点滴を外すと窓際にある容器の中へと入れておく。
その望の後に付いて行った雄介。
「望……」
「なんだよ」
そう言って望が雄介の声のした方へと振り向くと不意打ちのキスをされる望。
そんな急にキスをされると瞳なんか閉じている暇等はなく望はそのまま目を見開いたままの状態でキスをされてしまっていた。
雄介は望の体をギュッと抱き締めると唇を一旦離して、
「な、望……瞳閉じて」
そう雄介に言われた望は自然と瞳を閉じる。
そして雄介は再び望の唇へと唇を重ね望が着ているシャツの中へと手を入れていくのだ。
時間は少ししかない。
だからなのかいつものように時間を掛けてやってる場合ではなくそして雄介自身も余裕がない状態だ。
雄介はポケットに入れておいたローションを手にすると手を望の後ろの方へと回し後ろの蕾へと指を入れる。
「ん……ちょ……」
いきなりの事で体をビクつかせる望。 しかも立ったままの状態でだ。
「今は時間ないんやから、仕方ないやろ?」
「え? 確かにそうだけどさ」
「とりあえず、今日は我慢してなぁ。 今度からはゆっくりやるし」
そう言って適当に望の後ろの中を慣らすと今度望の体を反転させ自分のモノを望の後ろの蕾へと挿れていくのだ。
「ちょ、あ、あぁ!! え?」
フッと望は気付いた事があった。 いや、なんか違和感というべきなのか。 いつもは雄介のモノを直に感じているものなのだが今日は何かが違う。
「雄介……お前……!」
雄介は望が言いたい事が直ぐに分かったのか、
「ああ! とりあえずな、時間ないし、汚さないようにしないとなって思うて今日はゴム付けてんねん」
「あ……」
そう言う事な。 と望はその雄介の言葉に納得したようだ。
「とりあえず、望も付けた方がええねんで」
「え? あ、俺はいいよ」
「ココ汚したらアカンねんやろ?」
「え? あーまぁ」
「だったら」
「え? あ、まぁ、ぅん」
少し納得はいかないようなのだが望の方もとりあえず雄介にゴムを付けてもらって二人はその場で行為を続けていた。
暫くして事を終わらせる二人。
「……大丈夫か? ホンマ、スマン……抑えが効かんくて」
「あ、謝る必要はねぇよ……俺だって……(欲しかった)んだからな……」
「へ? え? 何? 今のよーく聞こえへんかったって! もう一度言うて!」
「もう、言わねぇよっ! こんな恥ずかしい言葉二度と言わねぇからな」
更に雄介は抱きしめていた腕に力を込めるのだ。
「も、我慢なんかせぇへんで」
「はぁ!? お前、何言ってんだよ! ここでなのか!? 時間ねぇんだけど」
「後、一時間くらいはあんねんやろ?」
「あ、ああ、まぁな」
今の時間は何処も昼休みに入ったのかこの診察室周辺は静かになっていた。
そう全く人の気配がない状態と言う事だ。
「ほなら」
「……ああ。 その前にお前、体の方は平気なのか? なら、点滴外してやるよ」
「元気なのか取り柄みたいなもんやし、もう、平気やから」
「そうか、なら」
そう言って望は雄介に付けていた点滴を外すと窓際にある容器の中へと入れておく。
その望の後に付いて行った雄介。
「望……」
「なんだよ」
そう言って望が雄介の声のした方へと振り向くと不意打ちのキスをされる望。
そんな急にキスをされると瞳なんか閉じている暇等はなく望はそのまま目を見開いたままの状態でキスをされてしまっていた。
雄介は望の体をギュッと抱き締めると唇を一旦離して、
「な、望……瞳閉じて」
そう雄介に言われた望は自然と瞳を閉じる。
そして雄介は再び望の唇へと唇を重ね望が着ているシャツの中へと手を入れていくのだ。
時間は少ししかない。
だからなのかいつものように時間を掛けてやってる場合ではなくそして雄介自身も余裕がない状態だ。
雄介はポケットに入れておいたローションを手にすると手を望の後ろの方へと回し後ろの蕾へと指を入れる。
「ん……ちょ……」
いきなりの事で体をビクつかせる望。 しかも立ったままの状態でだ。
「今は時間ないんやから、仕方ないやろ?」
「え? 確かにそうだけどさ」
「とりあえず、今日は我慢してなぁ。 今度からはゆっくりやるし」
そう言って適当に望の後ろの中を慣らすと今度望の体を反転させ自分のモノを望の後ろの蕾へと挿れていくのだ。
「ちょ、あ、あぁ!! え?」
フッと望は気付いた事があった。 いや、なんか違和感というべきなのか。 いつもは雄介のモノを直に感じているものなのだが今日は何かが違う。
「雄介……お前……!」
雄介は望が言いたい事が直ぐに分かったのか、
「ああ! とりあえずな、時間ないし、汚さないようにしないとなって思うて今日はゴム付けてんねん」
「あ……」
そう言う事な。 と望はその雄介の言葉に納得したようだ。
「とりあえず、望も付けた方がええねんで」
「え? あ、俺はいいよ」
「ココ汚したらアカンねんやろ?」
「え? あーまぁ」
「だったら」
「え? あ、まぁ、ぅん」
少し納得はいかないようなのだが望の方もとりあえず雄介にゴムを付けてもらって二人はその場で行為を続けていた。
暫くして事を終わらせる二人。
「……大丈夫か? ホンマ、スマン……抑えが効かんくて」
「あ、謝る必要はねぇよ……俺だって……(欲しかった)んだからな……」
「へ? え? 何? 今のよーく聞こえへんかったって! もう一度言うて!」
「もう、言わねぇよっ! こんな恥ずかしい言葉二度と言わねぇからな」
0
お気に入りに追加
193
あなたにおすすめの小説


いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。


イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ハイスペックED~元凶の貧乏大学生と同居生活~
みきち@書籍発売中!
BL
イケメン投資家(24)が、学生時代に初恋拗らせてEDになり、元凶の貧乏大学生(19)と同居する話。
成り行きで添い寝してたらとんでも関係になっちゃう、コメディ風+お料理要素あり♪
イケメン投資家(高見)×貧乏大学生(主人公:凛)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる