上 下
95 / 2,140

ー記憶ー39

しおりを挟む
 そして自分の腕と雄介の腕と見比べてしまう。

 逆に望の腕は細くて白い。

 やはり仕事によってこんなにも違うのであろうと見せつけられたようだ。

 しかも雄介の場合には外で仕事をしているからなのか見た目は健康的で気持ち的に色黒のような気がする。 一方、望の方はエアコンの効いた室内で仕事をしている事が多いからか色白で見た目はこう健康そうには見えないような肌の色だ。

 そんな事を考えながら望は駐車場へと向かい車が近くなるとリモコンで鍵を開け更にトランクの方も開ける。

 雄介はその事に気付くとトランクの方へと荷物を入れていくのだ。

「じゃあ、帰るか!」
「せやな」

 望はエンジンを掛けると家へと向けて車を走らせる。

 しばらくして望の家へと到着すると、いつものように望は門を開けて門を開けると車へと戻って来るとそのまま車をガレージへと停めるのだ。

「着いたぜ」
「ああ」

 そう返事をする雄介。

 今回、ニ度目の望の家。

 既に一回望の家には来ているのだから大体の間取りは分かっている。

 望はトランクを開けると雄介は荷物を持って望の家へと向かうのだ。

 望は部屋へと入ると次から次へと電気を点けながら部屋の中へと入って行く。 雄介の方も望の後に付いてリビングへと向かうのだ。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

僕と先生との物語

エッセイ・ノンフィクション / 連載中 24h.ポイント:142pt お気に入り:2

推しの完璧超人お兄様になっちゃった

BL / 連載中 24h.ポイント:5,013pt お気に入り:1,471

架空セラピスト日記 【R18】

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:35pt お気に入り:12

捨てられた王妃は情熱王子に攫われて

恋愛 / 完結 24h.ポイント:156pt お気に入り:412

悪役令息にならなかったので、僕は兄様と幸せになりました!

BL / 連載中 24h.ポイント:2,293pt お気に入り:2,725

ネカマ姫のチート転生譚

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:28

処理中です...