【1/完結】ノンケだった俺が男と初体験〜ツンデレ君には甘いハチミツを〜

綺羅 メキ

文字の大きさ
上 下
52 / 2,140

ー友情ー52

しおりを挟む
「そういう事なぁ」

 そう雄介はボソリと口にすると、

「やっぱ、ココが一番気持ちええみたいやなぁ」
「ぁ……いやぁ……そこ……っ!」

 雄介は望が履いているズボンのベルトを外しズボンと同時に下着をも脱がすのだ。

 そして、もう既に勃ち上がり始めている望のモノに舌を這わせ暫くその行為を楽しむと、今度、雄介は望のモノを軽く強く握りモノの先端部分へと舌を這わせる。

 男にとってはそこが一番敏感で弱い所なのかもしれない。

「ぁ……もう……止めろって……っ!」

 望はあまりもの気持ち良さに逃げ腰になりそうになるのだが、そこは雄介が許さないようで雄介は望の腰に腕を巻いて動かないようにしてしまいう。 更に追い討ちをかけるかのように雄介は望のモノを吸い上げたり口に含み上下へ顔を動かしたりを繰り返す。

「あっ……ちょ、マジにやべぇから……いい加減……ちょ、離して……っ!」

 そう言いながら足を突っぱねてみても、雄介はやはり仕事で毎日のように鍛えているからのであろうか。 なかなか雄介の腕からは逃げ出せないでいる望。 だが雄介の方は逃げ出そうとしている望の腰をしっかりと押さえ、

「達きたかったら、ん……達ってもええよ。 もう、限界なんやろうしなぁ」
「はぁ……はぁ……ちょ、無理……っ!」

 望は完全に息を切らしながらうっすらと瞳を開け雄介の事を見上げる。

「ほならもう」
「ん……ダメっ! ちょ、マジ……っ!! あ……ああ!!」

 望は背中を反らして雄介の口の中へとその白い液体を吐き出すと、雄介はその望が出した白い液体を飲み込み満足そうな笑みを浮かべ、

「望の美味かったで」

 そう言うと雄介はそのまま望の唇へと唇を重ねるのだ。

 そんな中でも未だに息を切らしている望。 まだまだ呼吸の乱れはおさまらないのか肩でも呼吸を繰り返していた。 そして呼吸が元に戻って来ると完全に望の体からは力が抜けてしまったようだ。 そう望は背中をベッドへと預けていしまっているのだから。

 そんな望に雄介は優しく望の頰や額にキスを落としていく。

「なぁ、大丈夫そうか?」

 と雄介は望に向かい優しそうな笑みを浮かべ声を掛ける。

「ああ、まぁ……なんとかなぁ」

 望は瞳を潤わせながら雄介の事を見上げるのだ。

「ホンマ、望の顔だけで俺の方も達きそうになってきたわぁ……って思う位、今の望は俺からしてみたら、可愛かったんやで」

 そう言うと再び雄介は望の額や頰にキスを繰り返しながら、さっきベッドサイドに置いておいたローションを手にし今度望の体を四つん這いの体勢へとさせる。

 そして望の蕾へとそのローションを入れていく雄介。

「え? あ……ちょ、い!? あ……それ、冷たっ!!」

 望は枕へと顔を埋めると望の声が籠った声が聞こえてくるのだ。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜

きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員 Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。 そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。 初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。 甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。 第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。 ※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり) ※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り 初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

俺は触手の巣でママをしている!〜卵をいっぱい産んじゃうよ!〜

ミクリ21
BL
触手の巣で、触手達の卵を産卵する青年の話。

一人の騎士に群がる飢えた(性的)エルフ達

ミクリ21
BL
エルフ達が一人の騎士に群がってえちえちする話。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

ハイスペックED~元凶の貧乏大学生と同居生活~

みきち@書籍発売中!
BL
イケメン投資家(24)が、学生時代に初恋拗らせてEDになり、元凶の貧乏大学生(19)と同居する話。 成り行きで添い寝してたらとんでも関係になっちゃう、コメディ風+お料理要素あり♪ イケメン投資家(高見)×貧乏大学生(主人公:凛)

オメガなパパとぼくの話

キサラギムツキ
BL
タイトルのままオメガなパパと息子の日常話。

処理中です...