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一旦、そこで音也は一呼吸置くと、
「私の方は普通に男性とは平気そうなんだけど……君の方はどうなのかな? って……。 大丈夫そうなら私達付き合ってみないかい?」
今度は本気そうな表情で音也は麗矢の事を見つめるのだ。
「と、とりあえず、俺の方は……わ、分からないっていうのか……あ、とりあえず、あ、まぁ……先生に触れられても大丈夫だったっていうのかな? 確かに俺の方も最初、冗談で先生の事をからかっていたけど、全然……俺の方も大丈夫だったっていうのか……?」
そう恥ずかしそうに答える麗矢に対して、音也の方はこう何かS魂に火が付いてしまったのか、
「じゃ、いいんだよね? 私が君にこういう事をしてもさ……ってか、さっきから、急に性格みたいなの変わったように思えるのだけど、どっちが君の本当の姿なの? それと、そろそろ媚薬の効き目が出て来た頃なんじゃないのかな?」
そう音也の方は声色まで変えると、本当に何かスイッチが入ってしまったかのように再び麗矢の足と足の間に体を置くと、麗矢のモノを扱き始めるのだ。
「ちょ、マジ……せ、せんせ……ま、待ってっ!」
急な事で麗矢の方は対応出来なかったのか、詰まったような声で抵抗し始めるのだ。
「こういう行為って急に止められなくない? それに、媚薬入りのローションを使っているのだから、余計に止められないと思うけど……。 それとさ、これから私達は付き合って行くんだから、君のココに私のを挿れてもいいよね? そう為に今日はわざわざ媚薬入りのローションにしたんだから……」
音也の言葉に虚ろな瞳で見上げる麗矢。 きっと麗矢からしてみたら、『それは、一体、どういう事!?』とでも思っているのであろう。
「フフ……君の方は何かこう驚いているみたいだよね。 さっきから私の方は、君に伝えてるよね? 私の方は君の事を好きになってから、男同士の事について色々と勉強してきたと……で、もう、私の方は君といつでも出来るように白衣のポッケの色々と用意して来たっいう訳だ。 だから、媚薬入りのローションだって用意していたって事なんだけどね。 ただ、私の方はまだ女性にも男性にもこういう事は試した事はなくてね。 初めての事だから下手くそかもしれない。 だけど、媚薬が入っていれば、例えテクニックが無くとも君の事を気持ち良くさせる事は出来ると思うんだけどな」
まさか音也がそこまで考えてくれていた。 とは思ってなかったのであろう。 麗矢は軽く息を吐くと、
「ま、本当に先生は俺に対して本気だっていうのは伝わって来たよ。 これから、先生とならやっていけそうな気がする。 ねぇ、俺達は恋人同士になったって事でいいんだろ? ならさ……音也の言う通り、今日は俺の事を気持ち良くさせてくれよ」
「私の方は普通に男性とは平気そうなんだけど……君の方はどうなのかな? って……。 大丈夫そうなら私達付き合ってみないかい?」
今度は本気そうな表情で音也は麗矢の事を見つめるのだ。
「と、とりあえず、俺の方は……わ、分からないっていうのか……あ、とりあえず、あ、まぁ……先生に触れられても大丈夫だったっていうのかな? 確かに俺の方も最初、冗談で先生の事をからかっていたけど、全然……俺の方も大丈夫だったっていうのか……?」
そう恥ずかしそうに答える麗矢に対して、音也の方はこう何かS魂に火が付いてしまったのか、
「じゃ、いいんだよね? 私が君にこういう事をしてもさ……ってか、さっきから、急に性格みたいなの変わったように思えるのだけど、どっちが君の本当の姿なの? それと、そろそろ媚薬の効き目が出て来た頃なんじゃないのかな?」
そう音也の方は声色まで変えると、本当に何かスイッチが入ってしまったかのように再び麗矢の足と足の間に体を置くと、麗矢のモノを扱き始めるのだ。
「ちょ、マジ……せ、せんせ……ま、待ってっ!」
急な事で麗矢の方は対応出来なかったのか、詰まったような声で抵抗し始めるのだ。
「こういう行為って急に止められなくない? それに、媚薬入りのローションを使っているのだから、余計に止められないと思うけど……。 それとさ、これから私達は付き合って行くんだから、君のココに私のを挿れてもいいよね? そう為に今日はわざわざ媚薬入りのローションにしたんだから……」
音也の言葉に虚ろな瞳で見上げる麗矢。 きっと麗矢からしてみたら、『それは、一体、どういう事!?』とでも思っているのであろう。
「フフ……君の方は何かこう驚いているみたいだよね。 さっきから私の方は、君に伝えてるよね? 私の方は君の事を好きになってから、男同士の事について色々と勉強してきたと……で、もう、私の方は君といつでも出来るように白衣のポッケの色々と用意して来たっいう訳だ。 だから、媚薬入りのローションだって用意していたって事なんだけどね。 ただ、私の方はまだ女性にも男性にもこういう事は試した事はなくてね。 初めての事だから下手くそかもしれない。 だけど、媚薬が入っていれば、例えテクニックが無くとも君の事を気持ち良くさせる事は出来ると思うんだけどな」
まさか音也がそこまで考えてくれていた。 とは思ってなかったのであろう。 麗矢は軽く息を吐くと、
「ま、本当に先生は俺に対して本気だっていうのは伝わって来たよ。 これから、先生とならやっていけそうな気がする。 ねぇ、俺達は恋人同士になったって事でいいんだろ? ならさ……音也の言う通り、今日は俺の事を気持ち良くさせてくれよ」
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