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そこはそこで音也的にも麗矢的にも同意という事になったのであろう。
「じゃあさ……」
麗矢はそう言うと、早速ズボンを脱ぎ始めるのだ。
「……って、事で、俺の方は準備オッケーだから」
麗矢の方はズボンを脱ぎ終わり足を開かせベッドの上で待っている。
そんな麗矢に音也は院内用の靴を脱ぎ終えると、
「それでは、本当に構わないんですね」
と言い、麗矢が寝ているベッドの上へと上がるのだ。
そんな音也の行動に麗矢の方は、何となくだが満足そうに思える。
腕を組んで音也の事を見上げたくらいなのだから。
きっと麗矢からしてみたら、『自分の言う事を聞いてくれる駒みたいな奴』とでも思っているのかもしれない。
音也は薄いゴム手袋をすると、麗矢の足と足の間に体を置き麗矢のモノを握り上下に扱き始める。
「……っ……久しぶりに人にそんな事してもらうから……ぁ……も、ヤバいかも……。 ねぇ、先生……俺のソレ、口の中に含む事っ! 出来る?」
「さぁ? そこまでは出来るかどうか? っていうのは、流石に分からない所ですけど」
「分からない。 って答えるのなら、やってみてよ……やってみないと分からない。 っていう事でもあるんだからさぁ」
確かに麗矢の言う通りなのかもしれない。
とりあえず音也は麗矢に言われた通りに麗矢のモノを口に含むと、再び麗矢のモノを上下へと動かしていくのだ。
しかしまさか音也が麗矢のモノを口に含むなんて事は思ってみなかったのかもしれない。
だが流石にこのまま麗矢に流されている場合ではない。
とりあえず今はまだ麗矢の言う事を聞き、それから音也の流れにすればいいだろう。
ただただ音也は麗矢に流されたままでいる訳にはいかない。 だが麗矢の事をこのままイかせてしまえば、そこで麗矢が満足してしまってはもしかしたら音也の計画通りに行かなくなってしまう可能性がある。 だから麗矢がイく寸前位に自分が計画していた方へシフトさせた方がいいだろう。
音也は麗矢のモノを口に含みながら、そう考えると、硬くなってきた麗矢のモノを扱き続ける。
「ふっ……ぁ……いいねぇ……先生……っ! も、腰動かしちゃっていい?」
そう言うと麗矢は音也の頭を手で押さえ腰を動かし始めるのだ。
「……の前に……」
音也は一旦、麗矢のモノから口を離すと、
「汚れる前に、タオルやビニールシート敷かせてもらいますね。 それと、ローションでイくっていうのはどうですか?」
「ロ、ローション……!?」
「そういう反応をするって事は、もしかして、今までローションを使った事がないとか?」
その麗矢の反応に音也の方が何となく優位に立てたように思えたからなのか、ニヤリとするのだ。
「じゃあさ……」
麗矢はそう言うと、早速ズボンを脱ぎ始めるのだ。
「……って、事で、俺の方は準備オッケーだから」
麗矢の方はズボンを脱ぎ終わり足を開かせベッドの上で待っている。
そんな麗矢に音也は院内用の靴を脱ぎ終えると、
「それでは、本当に構わないんですね」
と言い、麗矢が寝ているベッドの上へと上がるのだ。
そんな音也の行動に麗矢の方は、何となくだが満足そうに思える。
腕を組んで音也の事を見上げたくらいなのだから。
きっと麗矢からしてみたら、『自分の言う事を聞いてくれる駒みたいな奴』とでも思っているのかもしれない。
音也は薄いゴム手袋をすると、麗矢の足と足の間に体を置き麗矢のモノを握り上下に扱き始める。
「……っ……久しぶりに人にそんな事してもらうから……ぁ……も、ヤバいかも……。 ねぇ、先生……俺のソレ、口の中に含む事っ! 出来る?」
「さぁ? そこまでは出来るかどうか? っていうのは、流石に分からない所ですけど」
「分からない。 って答えるのなら、やってみてよ……やってみないと分からない。 っていう事でもあるんだからさぁ」
確かに麗矢の言う通りなのかもしれない。
とりあえず音也は麗矢に言われた通りに麗矢のモノを口に含むと、再び麗矢のモノを上下へと動かしていくのだ。
しかしまさか音也が麗矢のモノを口に含むなんて事は思ってみなかったのかもしれない。
だが流石にこのまま麗矢に流されている場合ではない。
とりあえず今はまだ麗矢の言う事を聞き、それから音也の流れにすればいいだろう。
ただただ音也は麗矢に流されたままでいる訳にはいかない。 だが麗矢の事をこのままイかせてしまえば、そこで麗矢が満足してしまってはもしかしたら音也の計画通りに行かなくなってしまう可能性がある。 だから麗矢がイく寸前位に自分が計画していた方へシフトさせた方がいいだろう。
音也は麗矢のモノを口に含みながら、そう考えると、硬くなってきた麗矢のモノを扱き続ける。
「ふっ……ぁ……いいねぇ……先生……っ! も、腰動かしちゃっていい?」
そう言うと麗矢は音也の頭を手で押さえ腰を動かし始めるのだ。
「……の前に……」
音也は一旦、麗矢のモノから口を離すと、
「汚れる前に、タオルやビニールシート敷かせてもらいますね。 それと、ローションでイくっていうのはどうですか?」
「ロ、ローション……!?」
「そういう反応をするって事は、もしかして、今までローションを使った事がないとか?」
その麗矢の反応に音也の方が何となく優位に立てたように思えたからなのか、ニヤリとするのだ。
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