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第2章
またサンプルを採られる
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(ヤベェ……)
目が覚めた俺はすぐ悟った。
体が動かない。かろうじて指先が動かせる程度だ。
考えられる原因は1つしかなかった。薬の副作用。
魔王からエインシェントオークを50体倒してこいと言われたが圧倒的に力不足だったため、急遽テナシテさんに薬を作ってもらってなんとかクリアしたのだった。
(日が経つにつれてヒドくなるかもしれないとは言われていたけど、ここまで⁉)
2日目で両腕が重い程度だったので、せいぜい腕が使えない
ぐらいかと思っていたが予想を上回った。
「何もできないな……」
廊下を掃除するつもりだったが、この状態では延期する
しかない。
「今日はずっと寝たまま――」
「ヤッホ~、モトユウちゃん!
昨日言い忘れた事があったわ」
何も知らないデュークさんが当たり前のように部屋に
入ってくる。ノック無しなのも慣れてしまった。
彼は俺の教育係兼幹部だ。信じられないほどフレンドリーでノリも軽いが、実力は本物で何度も冒険者パーティを
「教会送り」にしている。
(ほぼ毎日来てるよな。でも今日は来てほしく
なかった……)
なぜかというと今までの行動からして、デュークさんは
性別関係なくイケる可能性が高い。
それに以前、好意を抱いていると言われ俺は人柄の方
だと解釈したのだが、どうも違うようだ。
動けないなんて言ったら何をされるかわからない。
「な、何でしょう……?」
なるべく感づかれないように平穏を装って返答する。
「モトユウちゃんに勝手に「教会送り」になられても困るから監視するわ。っても、城の外に出る時だけ。そうなったら俺に声かけて~。あ、城内は動き回っていいから」
「いいんですか?」
「いいんですよ~、ヒハハッ。マーさんが言ってたから」
(魔王が?まだ俺を敵視してる魔族やモンスターだって
いるだろ)
やっぱり意図が読めない。
デュークさん、アパリシアさん、へネラルさん達
魔族の幹部、へネラルさんの部下モンスター、暗黒ナイト達とは少し打ち解けてきたが、城にはまだ魔族もモンスターも数多くいるだろう。
幸い、今まで出会い頭に攻撃されたことはない。
しかし警戒はされた。その時はへネラルさんのおかげで
事なきを得たが、俺1人だったら間違いなく攻撃されていた
だろう。
とはいえ、人間の俺がここにいるのがあり得ないこと
なので、いつ攻撃されてもおかしくはない状態なのは
変わりない。
「つーか、どうしたよモトユウちゃん?
チョーシ悪い?」
ずっと俺がベッドに横になっていることを疑問に思っているようだ。誰だってそうだろう。
「か、金縛りにあったみたいで……」
(言えねぇ。言ったらヤバいコトになりそうな気がする)
しかし、今の発言も間違いであったと気づく。
(金縛りも意味一緒じゃねぇか!)
とっさに言い訳したのが仇になった。
デュークさんは数回瞬きをしたあと、ニヤリと口角を
上げる。
「動けないー?……もしかしてチャンス?」
「何のですか⁉って距離縮めて来ないでくださいよ⁉」
ニヤニヤしながらベッドの側まできたデュークさんは
俺に視線を合わせると無邪気に笑った。
「な~んて、ジョーダンだぜモトユウちゃん。
とりあえずテナシテちゃんトコ行ってみる?」
「え……行きたいです」
「リョ~カイ~。じゃあちょっと失礼!」
「わっ⁉」
いつかのように軽々と肩に担がれる。別にこの運ばれ方
でも構わないのだが、誰かに会ったときが少し恥ずかしい。
「……これ以外に方法ないんですか?」
「そうだなー。これ以外だと前に抱き上げるか、
背負うか、小脇に抱えるか、モトユウちゃん砲」
「明らかにおかしい選択肢ありますよね⁉」
最後のワード「モトユウちゃん砲」とはエインシェント
オーク討伐の時にデュークさんが編み出した、俺が一方的に
投げられる技だ。
力加減が絶妙なので剣を持ってモンスターの群れに突っ込んで行く時は便利なのだが、今は城内。しかも俺は動けない。そんな状態で投げられたら止まる方法が壁に激突する
ぐらいしかない。
「そう~?」
「投げられても受け身取れないんで、俺「教会送り」に
なりますよ⁉」
「教会送り」という言葉を聞くとデュークさんは
つまらなそうに息をはいた。
「わーってるよ。ノリで言ってみただけー」
俺は自分から望んで魔王の配下になったが、魔王には何か考えがあるらしく、絶対に俺を「教会送り」にするなと言っているそうだ。間違って死なせてしまえば、その魔族が魔王に殺される。そうなると「墓地送り」(魔族版「教会送り」)が適用されないのだそうだ。
「アソビはさておき行くか~。
もうメンドクサイからこのままな~」
「はい……」
それでも気を遣ってくれたのかデュークさんは回転壁の
ある道を通ってくれた。聞けば、抜け道であまりここを通る魔族は多くないそうだ。
裏のいつもの建物に入る。もう俺にとっては来慣れた場所だ。最奥のドアをデュークさんが4回ノックをするとロックが解除された。
「おや、お2人ですか」
部屋の主、テナシテさんは相変わらず目を閉じたまま
だ。彼は他人の心を読めるため相手を姿を見るのが嫌になり、自分から目を閉じている。どうやら気配で人数を察知できるようだ。
デュークさんが俺を床に寝かせながら口を開く。
「そう、2人。ねーねー、テナシテちゃん。モトユウちゃんが全く動けないらしいんだけど~?」
「ああ、薬の副作用ですね。明日はマシになっていると
思いますよ。それにモトユウさんには前もって
伝えています。……ですよね?」
「はい……」
無言の圧力にそう答えるしかなかった。こうなると何も言えなくなる。本人はそんなつもりはないのかもしれないが、俺にとっては否定してはいけない気持ちになる。
テナシテさんはゆっくり頷くとデュークさんに向き
直った。
「ああ、そうだ。せっかく来ていただいたので、
サンプルを採取させてもらっても?」
「あー、そういや言ってたなー。具体的に何採るのさ~?」
デュークさんの言葉を聞くとテナシテさんは少し微笑んで
彼に耳打ちする。
「…………マジで?」
「はい。モトユウさんからも1度頂きました」
「マジで⁉」
こころなしか目がキラキラと輝いている気がする。
そんなに興味を惹かれることなのだろうか。
俺はそうは思わない。むしろテンションが下がる。
「あ、頑張ってくださいね……」
「他人事のように言ってますがモトユウさん、あなたも
ですよ?」
「え゛⁉」
当たり前のように言われて声が裏返った。
(何で⁉っていうか今日はマズい!)
「以前の調査でほぼ使ってしまいましたので。
ちょうどよかったです……フフフ」
テナシテさんが影のある笑みを浮かべる。
正直、この表情は苦手だ。無言の圧力より嫌だ。
(っていうか、やっぱり気が張ってるな)
テナシテさんが心を読めることを知っているのは、俺と
魔王だけらしい。デュークさんは知らないので感づかれないように慎重になっているのだろう。
当のデュークさんはというと俺達に背を向けて何かを
していた。
「ヒデぇ……」
「あ~、楽しかった~!ヒハハハハ!」
疲れきっている俺とは真逆のデュークさんが笑う。
早々とサンプルを提供したデュークさんはなんと俺の様子を観察していたテナシテさんとバトンタッチしたのだ。
そのせいで前回よりも活力を奪われている。
「お疲れ様でした。あとモトユウさん、ついでにコレを
飲んでくれませんか?」
テナシテさんが差し出してきたのは薄い黄色の液体が入った小ビン。ゆっくり受け取って眺める。
(筋力上げるのとは違うみたいだな。飲んでみるか)
液体を飲み干すとテナシテさんが口を開く。
「今のは栄養剤です。また食事を疎かにしていますね?」
「あ」
(ヤベ、忘れてた)
テナシテさんによれば、どうやら魔王が俺に補助魔法をかけているらしく、それのおかげで空腹を感じない。
しかしそれでも身体機能はダウンしているため、
以前訪れた時ちゃんと食事を摂るようにと言われていたの
だった。
「あと2日ぐらいは摂れなくても仕方がないとして、その後はどうしましょうか。
摂り忘れる度にサンプルを頂きましょうかねえ」
「え⁉」
(そ、それは困る!)
「嫌ならちゃんと摂ってくださいね」
「はい……」
それにしてもテナシテさんもなんだかんだで俺を心配してくれている。やっぱり魔王から何か言われているのだろう。
「テナシテちゃーん、俺次いつ来たらいいー?」
「いつでもどうぞ」
「リョーカイ。じゃ、またな~」
「おわッ⁉」
俺はまたデュークさんに担がれて自室に連れて行かれる。
結局この日は1歩も動けなかった。
目が覚めた俺はすぐ悟った。
体が動かない。かろうじて指先が動かせる程度だ。
考えられる原因は1つしかなかった。薬の副作用。
魔王からエインシェントオークを50体倒してこいと言われたが圧倒的に力不足だったため、急遽テナシテさんに薬を作ってもらってなんとかクリアしたのだった。
(日が経つにつれてヒドくなるかもしれないとは言われていたけど、ここまで⁉)
2日目で両腕が重い程度だったので、せいぜい腕が使えない
ぐらいかと思っていたが予想を上回った。
「何もできないな……」
廊下を掃除するつもりだったが、この状態では延期する
しかない。
「今日はずっと寝たまま――」
「ヤッホ~、モトユウちゃん!
昨日言い忘れた事があったわ」
何も知らないデュークさんが当たり前のように部屋に
入ってくる。ノック無しなのも慣れてしまった。
彼は俺の教育係兼幹部だ。信じられないほどフレンドリーでノリも軽いが、実力は本物で何度も冒険者パーティを
「教会送り」にしている。
(ほぼ毎日来てるよな。でも今日は来てほしく
なかった……)
なぜかというと今までの行動からして、デュークさんは
性別関係なくイケる可能性が高い。
それに以前、好意を抱いていると言われ俺は人柄の方
だと解釈したのだが、どうも違うようだ。
動けないなんて言ったら何をされるかわからない。
「な、何でしょう……?」
なるべく感づかれないように平穏を装って返答する。
「モトユウちゃんに勝手に「教会送り」になられても困るから監視するわ。っても、城の外に出る時だけ。そうなったら俺に声かけて~。あ、城内は動き回っていいから」
「いいんですか?」
「いいんですよ~、ヒハハッ。マーさんが言ってたから」
(魔王が?まだ俺を敵視してる魔族やモンスターだって
いるだろ)
やっぱり意図が読めない。
デュークさん、アパリシアさん、へネラルさん達
魔族の幹部、へネラルさんの部下モンスター、暗黒ナイト達とは少し打ち解けてきたが、城にはまだ魔族もモンスターも数多くいるだろう。
幸い、今まで出会い頭に攻撃されたことはない。
しかし警戒はされた。その時はへネラルさんのおかげで
事なきを得たが、俺1人だったら間違いなく攻撃されていた
だろう。
とはいえ、人間の俺がここにいるのがあり得ないこと
なので、いつ攻撃されてもおかしくはない状態なのは
変わりない。
「つーか、どうしたよモトユウちゃん?
チョーシ悪い?」
ずっと俺がベッドに横になっていることを疑問に思っているようだ。誰だってそうだろう。
「か、金縛りにあったみたいで……」
(言えねぇ。言ったらヤバいコトになりそうな気がする)
しかし、今の発言も間違いであったと気づく。
(金縛りも意味一緒じゃねぇか!)
とっさに言い訳したのが仇になった。
デュークさんは数回瞬きをしたあと、ニヤリと口角を
上げる。
「動けないー?……もしかしてチャンス?」
「何のですか⁉って距離縮めて来ないでくださいよ⁉」
ニヤニヤしながらベッドの側まできたデュークさんは
俺に視線を合わせると無邪気に笑った。
「な~んて、ジョーダンだぜモトユウちゃん。
とりあえずテナシテちゃんトコ行ってみる?」
「え……行きたいです」
「リョ~カイ~。じゃあちょっと失礼!」
「わっ⁉」
いつかのように軽々と肩に担がれる。別にこの運ばれ方
でも構わないのだが、誰かに会ったときが少し恥ずかしい。
「……これ以外に方法ないんですか?」
「そうだなー。これ以外だと前に抱き上げるか、
背負うか、小脇に抱えるか、モトユウちゃん砲」
「明らかにおかしい選択肢ありますよね⁉」
最後のワード「モトユウちゃん砲」とはエインシェント
オーク討伐の時にデュークさんが編み出した、俺が一方的に
投げられる技だ。
力加減が絶妙なので剣を持ってモンスターの群れに突っ込んで行く時は便利なのだが、今は城内。しかも俺は動けない。そんな状態で投げられたら止まる方法が壁に激突する
ぐらいしかない。
「そう~?」
「投げられても受け身取れないんで、俺「教会送り」に
なりますよ⁉」
「教会送り」という言葉を聞くとデュークさんは
つまらなそうに息をはいた。
「わーってるよ。ノリで言ってみただけー」
俺は自分から望んで魔王の配下になったが、魔王には何か考えがあるらしく、絶対に俺を「教会送り」にするなと言っているそうだ。間違って死なせてしまえば、その魔族が魔王に殺される。そうなると「墓地送り」(魔族版「教会送り」)が適用されないのだそうだ。
「アソビはさておき行くか~。
もうメンドクサイからこのままな~」
「はい……」
それでも気を遣ってくれたのかデュークさんは回転壁の
ある道を通ってくれた。聞けば、抜け道であまりここを通る魔族は多くないそうだ。
裏のいつもの建物に入る。もう俺にとっては来慣れた場所だ。最奥のドアをデュークさんが4回ノックをするとロックが解除された。
「おや、お2人ですか」
部屋の主、テナシテさんは相変わらず目を閉じたまま
だ。彼は他人の心を読めるため相手を姿を見るのが嫌になり、自分から目を閉じている。どうやら気配で人数を察知できるようだ。
デュークさんが俺を床に寝かせながら口を開く。
「そう、2人。ねーねー、テナシテちゃん。モトユウちゃんが全く動けないらしいんだけど~?」
「ああ、薬の副作用ですね。明日はマシになっていると
思いますよ。それにモトユウさんには前もって
伝えています。……ですよね?」
「はい……」
無言の圧力にそう答えるしかなかった。こうなると何も言えなくなる。本人はそんなつもりはないのかもしれないが、俺にとっては否定してはいけない気持ちになる。
テナシテさんはゆっくり頷くとデュークさんに向き
直った。
「ああ、そうだ。せっかく来ていただいたので、
サンプルを採取させてもらっても?」
「あー、そういや言ってたなー。具体的に何採るのさ~?」
デュークさんの言葉を聞くとテナシテさんは少し微笑んで
彼に耳打ちする。
「…………マジで?」
「はい。モトユウさんからも1度頂きました」
「マジで⁉」
こころなしか目がキラキラと輝いている気がする。
そんなに興味を惹かれることなのだろうか。
俺はそうは思わない。むしろテンションが下がる。
「あ、頑張ってくださいね……」
「他人事のように言ってますがモトユウさん、あなたも
ですよ?」
「え゛⁉」
当たり前のように言われて声が裏返った。
(何で⁉っていうか今日はマズい!)
「以前の調査でほぼ使ってしまいましたので。
ちょうどよかったです……フフフ」
テナシテさんが影のある笑みを浮かべる。
正直、この表情は苦手だ。無言の圧力より嫌だ。
(っていうか、やっぱり気が張ってるな)
テナシテさんが心を読めることを知っているのは、俺と
魔王だけらしい。デュークさんは知らないので感づかれないように慎重になっているのだろう。
当のデュークさんはというと俺達に背を向けて何かを
していた。
「ヒデぇ……」
「あ~、楽しかった~!ヒハハハハ!」
疲れきっている俺とは真逆のデュークさんが笑う。
早々とサンプルを提供したデュークさんはなんと俺の様子を観察していたテナシテさんとバトンタッチしたのだ。
そのせいで前回よりも活力を奪われている。
「お疲れ様でした。あとモトユウさん、ついでにコレを
飲んでくれませんか?」
テナシテさんが差し出してきたのは薄い黄色の液体が入った小ビン。ゆっくり受け取って眺める。
(筋力上げるのとは違うみたいだな。飲んでみるか)
液体を飲み干すとテナシテさんが口を開く。
「今のは栄養剤です。また食事を疎かにしていますね?」
「あ」
(ヤベ、忘れてた)
テナシテさんによれば、どうやら魔王が俺に補助魔法をかけているらしく、それのおかげで空腹を感じない。
しかしそれでも身体機能はダウンしているため、
以前訪れた時ちゃんと食事を摂るようにと言われていたの
だった。
「あと2日ぐらいは摂れなくても仕方がないとして、その後はどうしましょうか。
摂り忘れる度にサンプルを頂きましょうかねえ」
「え⁉」
(そ、それは困る!)
「嫌ならちゃんと摂ってくださいね」
「はい……」
それにしてもテナシテさんもなんだかんだで俺を心配してくれている。やっぱり魔王から何か言われているのだろう。
「テナシテちゃーん、俺次いつ来たらいいー?」
「いつでもどうぞ」
「リョーカイ。じゃ、またな~」
「おわッ⁉」
俺はまたデュークさんに担がれて自室に連れて行かれる。
結局この日は1歩も動けなかった。
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