だいすきなひとたち(1部完結第2部へ、、、？

第一部

7歳の頃

喋ったら駄目らしいからモゾモゾと動く物体につんつんとつつく

ひょっこりと金の頭がでてきたフワフワしてて気持ちよさそう

開いたその目は僕を捉えムクリと起き上がる

「ふわぁ、、、、」

その子は11歳、、？くらいだろうか。深い青色の瞳で見入ってしまう

「璃央あまり動き回るな」

「はぁい、、」

歳の近い子に会えた気がして嬉しかったのに

いじけていると気付かない内にあの子がそばにいてどうしたんだろうと口を開こうとしたらなんの突拍子もなく首に噛み付かれた

勢いよく噛み付かれたから血が止まらない

痛みよりも驚きが勝ったが少し経つと痛みが上をいき

「い、いたいよぉお」

そばにいたエルの脚に縋り付く。そんな僕をサッと抱き上げボスに一言言ってから部屋を退出しようとしたが

「待て」

ボスの一言でそれは叶わなくなった

「どうやらそれが気に入ったようだ。置いて行け」

反論の余地はなくエルだけ部屋から追い出されてしまった

「さて、ラーシェお前それをどうする」

「ーーーーーーーーーーーーーーーー」

「ひっひぐっえ、える、ぅ、、」

止まらない血を手で必死に抑える、エルの出て行った方に必死に這うが進まない。

腰が抜けているようだ


「ーーーーーーー、、、」

話し終わったようでこちらに視線を寄越す

べろ、と生暖かくて柔らかいものが首を舐めた。

「ひっ、や、なのぉ、あっちいって、ぇ」

満面の笑みで舐めつつける美少年に恐怖を感じない人はいるのだろうか

「ラーシェ俺の部屋を汚すな自室でやれ」

「ーーー」

こくんと頷き僕をひょいと抱き上げて運んでいった
















え、えるぅーーーーーーーー！！！！！